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入院時代のこと

去年、腸に穴が開いて13日間入院したが、かけがえのない想い出になっている。
17万請求されたが板橋区に申請したら5万になり、
派遣会社や姉には迷惑をかけたが、5万であの人生体験ができるなら安いなあって。
物心がついたときから入院したことがないし、周りがガン患者ばっかりで、
その会話とかねえ、ほうほう、
これがリアリティーってものかと最初のころはガラケーにメモしていた。
「板中は嫌い」って大声で言っているやつもいてさ、それをナースがなだめている。
みんなガンで手術したあとだから夜中「イテテテテ」とか横でうめいているんだぜ。
おれなんか高熱や痛み自体は3、4日で奇跡的(?)に消えたから悪いなあって。
クリスマスのキャンドルサービスが感激したな。
あそこの若いナースがふだんつけないキャップをつけて勢ぞろいして、
東京都のなんとか音楽団が患者への慰安のための生演奏をしてくれる。
泣きそうになって、ここで泣いちゃいけないってこらえるのに苦労した。
きれいごとってあるんだなって思った。
聞いたら、あれ、ナース、全員サービス残業なんだってさ。
きれいごとなんて絶対認めないとかたくなだったが、
人を救いたいとか役に立ちたいというきれいごとはたしかに存在すると、
おのれの人生観を変えられたような気がして、このことは忘れられないだろうと思った。

COMMENT

あずさ URL @
05/26 09:51
. ナースのサービス残業を感動的なものと捉える感性は患者の立場からは「正しい」が、ナースの立場からはどうなんだろうね。








 

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