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「エリザベスタウン」

かる~く嘘で慰められたいと思って見た米国産2005年の映画だがひどい。
エリートのサラリーマンが仕事でポカをして、彼女にも振られ、
父親も死んだってことで地元に帰るが、
そこで再生するというヒューマンムービー。
半分で消してネットで調べたら、この映画が
「マニック・ピクシー・ドリーム・ガール」という批評用語を生み出したのか。
さらに映画ドットコムの悪口レビューがおもしろくて、
ひどいもの見たさで最後まで半笑いで視聴する。
「マニック・ピクシー・ドリーム・ガール」は主人公の性的慰安婦のこと。
躁病的で妖精のような明るさを持っており、現実には存在しない。
映画監督&脚本家のあたまの中にだけ存在するのが
「マニック・ピクシー・ドリーム・ガール」。
この映画のヒロインは
「マニック・ピクシー・ドリーム・ガール」の元祖、象徴とのこと。
たしかに人格はまったくないし、
いきなり傷心のヒーローのまえに陽気に登場し、
いわゆるタダマンで肉体的のみならず
言葉で精神的にも主人公を励ましお決まりのごとく最後は結ばれる。

この映画のおかしさは「マニック・ピクシー・ドリーム・ガールだけではない。
父親が死んだのだから通夜や葬式なのだが、
みんな狂的躁的なバカ騒ぎをする。
いきなり踊ったり、未亡人が洗濯屋に勃起されたとか、
どこまでアメリカンジョークなのか、
「葬式躁病」かわからないほどテンションが高い。
映画全体が
躁病的に陽気にナイスに愉快にアメリカンに病んでいるのである。
躁鬱混合状態みたいな捨て鉢なところがある。
最後は火事になっているのにみんな笑っているし、集団精神病の世界か?
ジェットコースターみたいに鬱と躁を行き来する。
こうなったらだれも止められないので出来ちゃいましたって感じの作品。
まったく作品意図がわからないので、
そのばかばかしさに最後は笑うしかなかった。
スッチーから逆ナンされて
数日後にはベッドインなんてイケメンは楽でいいなあ。

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