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絶対評価はない

むかし漫画雑誌「月刊スピリッツ」に
掲載された新人作品「誰にもなりたくない」(不正確)。
タイトルの記憶はあいまいだが、やるなあと思った。
何度も繰り返し読んだし、いまでも覚えているのだから相当なものである。
孤児院で育った孤独な男性が工場で淡々と働く。
めんどうくさそうな自意識過剰な女工から
「あなたみたいな人になりたい」と言われ、安アパートから逃げ出す。
似たようなライン工経験のあるわたしには身につまされる話であった。
しかし、大賞は別の作品で佳作か副賞どまりだった。
わたしからしたら大賞の作品はドタバタしていておもしろくなかった。
どうしてこっちが大賞ではないのか怒りさえ覚えた。
おそらく選考委員の花沢健吾コミックライターが
ボロクソに批判していたからだろう。
「なにを言いたいのかわからない」とか、全否定していた。
花沢健吾コミックライターの「アイアムアヒーロー」こそ、
わたしにとっては「なにを言いたいのかわからない」の極地だったので、
そういうものなのかと納得したものである。

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