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「文学」という魔

9月30日に「文学界新人賞」の締切だが、すごいなあ。
前回の応募数が2100って、そのなかで、
それぞれ小説観の異なる下読みを納得させ最終選考に残り、
受賞にいたるなんて一生分の運を使い切ってしまうのではないか?
それに賞金が50万って……。
50万のために2100もの純文学作品が書かれるのか。
で、選考委員にはボロクソに言われるんだろう。
無冠の100万と文学界新人賞の50万なら、
みんな後者を選びそうなところがあり、それが「文学」の魔であろう。
いまの時代の新しい「文学」なんてよしんばあったとして、
だれがそんなものを読むのだろう? 関係者しか読まないと思う。
むかしは芥川賞作品くらいブックオフ経由で追っていたが、
いまはそれすら余力も情熱もない。
書いてみてわかったけれど、小説創作はものすごくたいへんで、
これまで他の作家の小説をかなりボロクソに言ってきたことを悔いた。
恥じ入ったといってもいいかもしれない。
だが、2100ものエネルギーをもっと他のところに使ったらいいのに、
そうはさせないのが「文学」という魔なのであろう。おお、こわっ。

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