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小説や映画の不思議

学問書、学術書はそもそも読む人がかぎられているからそういうことはない。
しかし、小説や映画はある種の不思議がある。
小説なんて年に数冊も読まない人。学生時代にちょっと小説を読んだことのある人。
そういう人が若い人の小説にひどい悪罵を投げかけるのを、
アマゾンレビューなどでよく見かける。あれは老人ではないかと思う。
自分が国語教師になったようなつもりで「日本語がおかしい」とか言っちゃう。
「日本語が違う」とか。主語の使い方が間違えている。
侮蔑に近い感じで書き直してやるという勢いまである人がいる。
さぞかしすごいご見識をお持ちなのだろう。

わたしも例外ではなく去年人に誘われて、
原一男という大学教授の新作映画を見に行った。
映画は有名なものもほとんど見ておらず、
ほとんど無知なのに「つまらない」とかブログに書いちゃったから。
しかし、現実はその映画は賞をいっぱい取っており、
作者は大学教授なこともあり、監督自身がおっしゃっていたように、
「この映画をおもしろいと思わないのはおかしい」のかもしれない。
映画はわからないからジェイコムで見ても感想を書いていないものがいくらでもある。

どうして人間は自分をそこまで「正しい」と思うのだろう?
一方で、どうして人間は権威や教祖を「正しい」と思うのだろう?
いや、それは問いを発するものではなく、そういうものなのだろう。

COMMENT

HK URL @
07/24 09:02
. >どうして人間は権威や教祖を「正しい」と思うのだろう

心の拠り所があると安心するから。

権威に従うと決めてしまえば、自分の頭で考える必要がなくなり経済的だから。








 

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