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「もっと強く生きる」

2006.4.30

テレビ番組「ザ・ノンフィクション」を見る。
今回のタイトルは「もっと強く生きる~先頭車両に乗った林君の一年~」。
ドキュメンタリーに興味をもつようになったのは、
大学時代に映画監督の原一男さんの授業をとってから。
「ザ・ノンフィクション」は毎週できるだけ見るようにしている。
毎回、制作会社も異なり、あたりはずれの差が激しいこの番組。
視聴するかを最終的に決めるのはドキュメンタリー登場人物の幸不幸。
カリスマ社長の奮闘記などというのは、たいして見たくないわけである。
勝ち負けでいうなら、どちらかというと「負け組」を撮影対象にしているほうが興味を引く。

今日の「ザ・ノンフィクション」。主演俳優は林浩輝(ひろき)くん。
同志社大学の2年生。1年前の福知山線脱線事故の際、先頭車両にいた。
奇跡の救出。事故22時間後、最後に救出された生存者。かれはこの事故で両足を失った。
まあ、幸福ではない。ちょっと楽しみにしていた。

ドキュメンタリーのおもしろさとは、人間の魅力にほかならぬ。
人間。人間は、感情をもつ。すなわち、怒り笑い泣き悲しむ。
ドキュメンタリー。人間はカメラをまわされると演技をするようになる。
そのとき人間は役者になる。役者の演技には優劣がどうしようもなくある。
いい役者とはどのような役者か。
名役者は、おのれの喜怒哀楽を観客がわかるように伝える。
腹が立ったときには激怒しなければならない。悲しいときには涙しなければならない。

林浩輝くんもこの作品で演技をしている。
どのような演技か。かっこいい自分である。強く生きる自分である。
林浩輝くんがそのような演技をしたいのはわかる。
カメラのちからを借りて、その演技をつづけることが、
この1年のあいだ、生きる大きな支えになったかと思う。
しかし、残酷なことをいうが、ひとつの作品としてみると、
このドキュメンタリーはいささかも胸を打つものがない。
どうして林浩輝くんが怒っているシーンがないのだろう。
泣いているシーンがないのだろう。
わかっている。林浩輝くんが撮影を許可しなかった。
そういうシーンが撮れても本人が使用してくれるなと頼んだ。

ドキュメンタリーは山場を作らなければならない。
ドラマティックなシーンである。劇でいえば見せ場である。
多くは「出会い」がつかわれる。だれかに会いにいく。人間と人間が会う。劇的である。
この作品では、林浩輝くんを消防隊員のもとへ向かわせる。
あの事故の際、かれを救出した消防隊員たちである。
会議室。これから会うという、その直前――。林浩輝くんは撮影を拒否する。
これから先、スタッフは出ていけという。
あっさり引き下がる撮影隊に言いたい。

それでも人間か!

人間ならどういうシーンが繰り広げられるのか見たくないのか。撮影したくないのか。
いや、間違えているのはわたしか。
ここで撮影しないのが人間なのか。
両足がない車椅子の青年に撮ってくれるなと頼まれたら、
わかりましたと退室するほうが人間らしいのか。
スタッフは後日、消防隊員にインタビューすることで埋め合わせる。
インタビューなどちっとも劇的ではない。劇はその場で目撃しなければ意味がない。
消防隊員によると、その日、林浩輝くんは会議室で泣きじゃくったという。

スタッフにはまだまだ不満がある。
この作品ではJRについて、いっさい言及していない。
まるで天災の被害者を撮影しているかのようである。
事故にあった。両足をなくした。だれだって泣く。怒る。
ところがこの作品で林浩輝くんが泣いたり、怒ったりしているシーンはひとつもない。
泣いてるシーンの撮影は林浩輝くんの美意識が許さない。
なら怒りのシーンは? これが撮れないのはなぜか。
画面からそうとう手厚い補償がJRからなされているのが見てとれる。
だからJRについては何もいわないのか。そうだとしたら、なんとも打算的だ。
(車椅子で行ってほしかった。JR西日本社長の自宅へ。もちろんアポなし)
事故にあい両足をなくした林浩輝くんは泣かないし怒らない。
これでは人間じゃないではないか。まったく人間がえがかれていないじゃないか。

タイトルは「もっと強く生きる」。強く生きるってなんだろう。
カメラに対して強がることか。
生活の9割がたは、おそらく泣いているのではないか。
ならそのシーンをもカメラのまえにさらけだすことがほんとうの強さではないか。
20歳そこそこの青年にそれを求めるのは酷である。それはわかっているがそれでも。
かれが「同情されたくない」というシーンが何度も映るよう編集されていた。
「もっと強く生きる」。そういう撮影コンセプトだったのだろう。
撮影スタッフは視聴者よりも林浩輝くんを優先した。
この番組はスタッフから林浩輝くんへの応援歌になっているのである。
そう考えるとこの番組をつまらないと非難するわたしの非人間性がたまらなくいやになる。
「同情されたくない」という林浩輝くんを見て、視聴者が同情するよう編集されている。
足がないあの子があんなにがんばっている。
わたしは足がある。なら、もっとがんばらなくては。強く生きなくては。
数日しか効果のない安易なカンフル剤だが、世間はそれを必要としているのである。
必要なものはだれかが作らなくてはならない。
これ以上、この番組へ文句をいうのはもうやめよう。

最後にこの番組でよかったシーンを紹介する。
成人式へ林浩輝くんが行く。
かつての友人たちとの再会である。お洒落もする。
スタッフは成人式でまたもや林浩輝くんへインタビュー。
かれは強がる。
「こういうふうになったことに抵抗はない」
その後に旧友との再会。けばい女の子が登場する。バカっぽい声でいう。
「あ~、ハヤシくん、かわった~。すっかりおとなっぽくなってる~」
林浩輝くんは笑顔を崩さない。だが、顔のどこかしらがぴくぴくしている。
おまえなんかに何がわかる? 軽々しく話しかけてくんな。
なんでおれの両足がなくて、おまえの両足があるんだ!
「強く生きる」の演技をしようと努めているぶん、顔の痙攣(けいれん)が目立つ。
このシーンがいちばん印象的だったわたしは
ひどい人間的欠陥をもっているのかもしれない。
カメラは怖い。スタッフや出演者の意思を超えたところまで撮影してしまう。
しかし、これがドキュメンタリーの魅力のひとつなのである。

COMMENT

Close URL @
04/30 20:38
ノンフィクション. はじめまして、Closeといいます。
ぼくは「ザ・ノンフィクション」を観ていません。それでYonda? さんの書かれたものからしか判断できませんが、このドキュメンタリーはだめだとおもいました。なによりも林浩輝くん自身にだめなもので、かれは自分の理想像を映像化してしまい、それによって生きるためのおおきな重荷、制限を受けるようになります。映像は「理想自我」の具体化、象徴化です。だれでもいくぶんかは自分の理想像に束縛されています。自分自身を演じるときには、それはとても重要なルールです。でもそれを具体化してみせてはならないとおもいます。かんたんに妥協も挫折できなくなります。耐えられなくなるのは本人なのです。もっとも崇高なウソの自分を自分だと信じて生きるなんて、ふつうのひとにはできません。
そのウソは乗り越えることができない苦悩を、乗り越えてしまったかのように演じるという悲しいものでした。
そのことに林浩輝くん自身が気づくことができない、というところがやはり悲劇的です。自分自身にだまされようとしているという悲しさを感じます。
このドキュメンタリーに満足するのはJRだけでしょうし、Yonda? さんに非人間的なところはまったくありません。
よいドキュメンタリーはフィクションです。でも最悪のドキュメンタリーもこういうフィクションだということでしょう。
本人が真実だと思い込んでしまう、そういうノンフィクションです。
Yonda? URL @
04/30 22:34
Closeさんへ. 

えとあのその、わたしの記事への批判ではないみたいですね。
何度も入念に読み直したので、おそらく……。
とてもむずかしいことをお書きになりますね。
それに見合うことをわたしが書けないことが残念です。
まだまだ勉強が足りません。

>Yonda? さんに非人間的なところはまったくありません。
そうですか。
こういうのは書いた本人にはわからないことです。
Closeさんのような第三者のご意見があって初めてわかること。
わざわざコメント、ありがとうございます。

どうなのでしょうかね。
不運にも事故で両足を失った青年にわたしは冷酷すぎるような……。
コメントをいただけても、まず非難・反論だろうと思っていたので、
Closeさんのご感想は意外でした。
同時にたいへん参考になりました。
Close URL @
04/30 23:02
Yonda?さんへ. わかりにくかったですか、どうもすいません。
問題はひとつだけで、林浩輝くんの強さは、みせかけ、つよがっているだけじゃないか、というYonda?さんの直観的な読み方です。ほんとうは怒りや悲しみや苦しみがあるんだからそれを出せよ、それがドキュメントじゃないか、という考え方です。この直観はあたっているとおもいましたし考え方もわかります。
ただ怒りや悲しみや苦しみだって演技だといえるし、技術にもなるとかんがえます。

そうじゃなく、林浩輝くんのウソが理想的だからだめだとぼくはおもうのです。しかも自分の手で作り上げたものです。それはよくないパターンです。
でも、あまりにおおきな苦悩に陥ったとき、人はそうなってしまうのかもしれません、何かにすがっていかなければならないからです。「強がっている」のではなく、「強い私」に同一化するいがいに選択はなかったのかもしれません。
Yonda? URL @
05/01 07:27
Closeさんへ. 

なんだか、あのそのあのその、
わたしの記事の書きかたが悪かったような気がします。
Closeさんは、よく頭がよすぎるとひとからいわれませんか。
わたしが書いていないことまで、読み取っていただいたみたいで……。
Closeさんはなんでもわかってしまうかたのようですね。
才能に驚かされます。
こういう頭脳明晰なかたからコメントをいただいたことがないので、
どうお礼を申し上げればいいのかわかりません。
Closeさんにはわたしが物足りないだろうと思います。
おのれの非力を恥じ入るばかりです。

この記事への予想されるご批判はつぎのようなものです。
あなたが事故で両足を切断されたらどうするのか。
重い問いだと思います。
わたしはこれにこう答えます。
どうするかわかりませんが、テレビの取材を受けることはないです。
Close URL @
05/01 08:53
Yonda?さんへ. 
ぼくはYonda?さんの記事に興味本位で反応したのではなく、どこかでぼくの問題意識に触れたので書かせてもらいました。
Yonda?さんはテレビを観て、おおきな違和感を感じたのだとおもいます。
その違和感を解明し、解こうとして書いたのです。
主人公の不幸の問題、ドキュメンタリーのあり方の問題、JRの問題……でも書けば書くほど、最初の動機からどんどんずれていってしまいます。
冷酷だったんじゃないのか、「あなたが事故で両足を切断されたらどうするのか」、もうほとんど差別の問題へと発展しています。
それらは初発のテレビ番組に対する違和感とはもう無関係なことがらなのです。
中心は、ドキュメンタリー、ノンフィクションはどうあるべきか、それは個人の幸不幸を踏みにじっても良いのか、という問題だったとおもいます。

ひとつは中心を踏み外さないで書く、という方法があります。もうひとつは、どんどんよこすべりをしていく、広がっていくという正反対のやりかたもあるとおもいます。深まるか広がるか、それを意識できていればなにを書いてもかまわないと考えます。

Yonda?さんの記事は、個人的なテレビの感想をこえて、社会の問題におおきくふれていました。そこまできて引き返す必要はありません。それがただしいものの見方だとぼくはおもっています。
Yonda? URL @
05/01 19:33
Closeさんへ. 

3度も同一記事にコメントをくださるかたは初めてです。
なんと感謝すればいいのでしょうか。
きっとCloseさんは情熱的なかたなのでしょうね。

申し訳ありません。
いままで3回もコメントをいただきましたが、
Closeさんが何をおっしゃりたいのかわかりません。
ひとえにわたしが未熟なせいです。不勉強だからです。
というのも、先日Closeさんのブログを熟読しました。
ぜんぜんレベルがちがうと思ったものです。
そちらが一流寿司店ならこちらは回転寿司。
いや、スーパーの、それも閉店直前の半額寿司です。
これでは意思の疎通ができないのも無理はありません。

少しずつレベルアップしていきたいです。
今回、Closeさんからコメントをいただいて、
一流のかたがどれほどの高みにいるか体感することができました。
ありがとうございます。
- URL @
05/02 10:42
. Yondaさんへ
はじめまして、Nと申します。
私は4/30放送の林くんの一年のドキュメンタリーを見ました。
率直に感想を申しますと、とても感動しました。
私は制作という部分では同じような仕事していますが、
映像などに関してはど素人です。
なのでドキュメンタリーとしての完成度の高さなどは
分かりませんが、一般人としてこの林くんの一年を見た時に
十分彼の言いたいこと、訴えたいことが伝わってきました。
彼は、強がっているのではなく強い人間だと思います。
もちろん、まだまだ完全に立ち直っている訳ではないだろうし、
全てを受け入れていることが出来ないのは仕方の無いこと。
けれど、20歳の男の子が両足を失うという過酷な状況の中、
たったの一年という短い時間の中で撮影協力し、
あれだけの自分の考え方が言えるようになり、
前向きに生きることができるようになっただけでも
私には十分すぎるほど、たくましく見えましたし、
同じ20歳の男の子とは違うものを感じました。
外見ばかりを気にして中身が空っぽな若者に比べ、
林君の熱心にリハビリに取り組む姿勢、
障害者としての就職活動に対する考え方など
内面を必死に磨いている林くんの姿をとてもかっこよく思い、
負けていられないと思いました。
きっとそういう自分の姿を伝えて、励みにしてほしいと思い
撮影協力したのではないでしょうか。。
本当に素人意見ですみません。
でも視聴者のほどんどが素人だと思うので、
私と同じように感じた方も多いのではないのでしょうか。
最後になりましたが、決してYondaさんへの批評ではなく、
あくまで感想を言いたかっただけです。
誤解しないで下さいね。
Yonda? URL @
05/02 19:29
Nさんへ. 

わざわざコメントをありがとうございます。
それもこんな個人ブログに……。

Nさんのコメントを読んでたいへん勉強になりました。
そのような見かたがあったのか。
独創的な感想に圧倒されました。
実に、思いもよらぬ新鮮な感想です。
Nさんのコメントを何度も読んで、わたしは間違えていると悟りました。
わたしもNさんのように感動すべきでした。

>内面を必死に磨いている林くんの姿をとてもかっこよく思い

その通りです。かっこいいですよね。
両足がないのに、あんなにがんばるなんて。
Nさんのおっしゃる通りだと思います。
わたしもあの障害者を見習ってがんばりたいと思います。

あのかれは尊敬に値します。
おそらく今後、だれかに両手を切られることがあっても、
「もっと強く生きる」のでしょうから。
チーちゃん URL @
05/02 19:39
. なぜけした?
Yonda? URL @
05/02 19:41
チーちゃんへ. 

愛ですよ愛。すべては愛です。
チーちゃん URL @
05/02 20:07
. ごめん、きねって言った事気にしているのかな。
あれはしねときもいの合成語ではないから。
突然出てきた言葉をふと書き込んでしまいました。
意味はないです。もしそれで怒っているのなら
誤解を解きたい。
まゆみん URL @
05/03 23:21
はじめまして…. 私もあの番組見ました。感動したので、自分のHPでも紹介しようと、
詳しい記事を探していて、ここを見ました。
私は、頑張っている彼の姿に素直に感動しました。
未だに睡眠薬が無いと眠れない…という彼の言葉に、
心の傷の深さを改めて感じました。
二十歳…、かっこつけたい年頃だと思います。
人目が気になる…というのは素直な気持ちだと思います。
そこを敢えて、テレビでその姿をさらす……、
それだけで、すごい勇気だと思います。
人に泣いている姿を見られたく無いのは、その年頃の男子なら、みな同じだと思います。
家族にさえ見せたくないのでしょう。
それを撮らなかったのは、スタッフの優しさと想いましたし、
無理にその姿を見たいとは思いませんでした。
私の周りの友だちも、みな涙して見たと言ってました。
私も涙が止まりませんでした。
それは、可哀想…とか、そういうのじゃなかった。
誰もが、明日、事故に巻き込まれるかもしれない…、
そんな時、林くんのように強く生きられるか……
もしも、自分だったら…って、感情移入して見てしまいました。
ウケを狙って創られたドキュメンタリーは、きっと、
逆に感動できないような気がします。
生意気ですが、そんな気がします。
Yonda? URL @
05/04 20:59
まゆみんさんへ. 

はじめまして。

>私の周りの友だちも、みな涙して見たと言ってました。
>私も涙が止まりませんでした。

泣かないわたしが鬼みたいですね(苦笑)。
いえ、まゆみんさんにそういう意図はないとは信じていますが。
(もしかしてありますか?)
まゆみんさんはひとの痛みがわかる、やさしい人間なのですね。
まゆみんさんのご友人もそうです。
感性が豊かで、愛にあふれている。
見習いたいと思います。

でも、あれ?
林くんは「同情されたくない」といっています。
泣いちゃったら同情したことになるのでは?
あんがい林くんは、わたしの見かたを肯定してくれるのかもしれません。
あの番組の質は低い。
不幸を売り物にするなら、もっとあけっぴろげにやってほしい。
俳優は大根役者だといわざるをえません。
演出も人間をわかっていない。
こんなものを見せておけば、おまえらは泣くんだろう。
視聴者に甘えた態度が不愉快です。

インターネットは革命的です。
以前ならわたしのような感想は決しておもてにでることがなかった。
マスコミがとりあげるのは「涙しました」みたいな感想ばかり。
げんに番組公式サイトにはそんなのがうじゃうじゃ。
こういう感想があってもいいのではないでしょうか。
まゆみんさんのお目を汚すこともできたことですし。
Yonda? URL @
05/04 21:07
番組公式サイト. 

ちなみに番組公式サイトは↓です。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/thenonfx/index2.html
まゆみん URL @
05/06 02:59
. つい、また来てしまいました。
Yondaさんは、あまりにも安易な考え方のような…。
泣いてしまうのは、同情してとは限りませんよ。
感動と同情は別のモノです。
それに、人は怒っているところや、泣いているところを見たからココロが動くわけではないと思います。
怒りをあらわにしなくても、泣きたくてもそれをカメラや家族にさえ見せなくても、
そのココロの内は、ちゃんと視聴者に伝わるモノです。
なぜならそれが真実の姿で、彼が演じていたわけではないからだと思います。
Yondaさんだって、明日、大惨事に巻き込まれないとは限らない…、
もしもあなたが両足を失ったとき、あなたなら名演技が出来るのですか?
林くんに対して、あまりにも失礼だと思えて、思わず再コメントさせていただきました。
ドキュメンタリーを見るなら、もっと真摯な気持ちで見た方が、素直にココロに響くと思いますよ。
Yonda? URL @
05/06 04:15
まゆみんさんへ. 

おかわいそうに。
まゆみんさんはかなり頭が弱いかたとお見受けします。
他人の不幸を見て、いい気分で泣いた。
すっきりした。涙したじぶんを善人だと思った。
ここでまゆみんさんはストップすべきだったのです。
しかしまゆみんさんは今回、さらなる暴走をしましたね。
じぶんとおなじように泣かないひとはおかしい。
泣かないのは「真摯な気持ち」で見ていないからだ。

>泣いてしまうのは、同情してとは限りませんよ。
>感動と同情は別のモノです。

バカをいいなさんな。
まゆみんさんは林くんに何かしてあげたのですか。
千円でもよろしい。
テレビ局宛に現金を郵送しましたか。
または直接、手紙を書こうとしましたか。
答えてください。
まゆみんさんは林くんのために何かをしましたか。
あなたがしたことといえば、テレビの向こうがわで勝手に泣いた。
林くんには何もしていないくせに、泣かないひとにはしっかり反論をする。
おかしいですね。笑っちゃいます。

>なぜならそれが真実の姿で、
>彼が演じていたわけではないからだと思います。

まゆみんさんは高校生くらいではありませんか。
ひとはだれでも演技をして生きています。
カメラを向けられたらなおさらです。
あの番組で林くんが演技をしていない?
それどころか演技過剰でしょう。
へたくそな演技には目をおおいたくなります。
無名の人間が両足とひきかえに「時の人」になった。
かれにできるのは安っぽい「もっと強く生きる」の演技くらいしかなかった。

>もしもあなたが両足を失ったとき、あなたなら名演技が出来るのですか?

このご質問でまゆみんさんの軽率が露呈してしまいました。
この「本の山」をもう少しお読みください。
せめてこの記事についているほかのコメントを読んでから
感想を書くのが最低限の礼儀でしょう。
読んでいないのが明白です。
その頭の悪い質問はかならず来るとわかっていましたから、
あらかじめ言及しています。
おかわいそうに。
まゆみんさんは目が見えないのでしょうか。
その質問にはこう答えています。

>この記事への予想されるご批判はつぎのようなものです。
>あなたが事故で両足を切断されたらどうするのか。
>重い問いだと思います。
>わたしはこれにこう答えます。
>どうするかわかりませんが、テレビの取材を受けることはないです。

林くんは自らの意志でテレビ番組出演を決めたのです。
テレビへでなければ演技の巧拙を批評されることはなかった。
テレビに出演したというのは、その覚悟があるということです。
もうひとつ。
まゆみんさんはこのブログの他の記事を少しは読みましたか。
もしわたしが事故で両足をなくした身体障害者だったらどうしますか(笑)。
あるいは両手がないのかもしれない。
口でこの記事を書いているのかもしれない。
そういうことを想像したことはありますか。

>林くんに対して、あまりにも失礼だと思えて、
>思わず再コメントさせていただきました。

まゆみんさんは林くんと会ったことがあるのですか。
ご本人やご家族からそのコメントをいただくのならわかります。
しかしかれの一部分しか見ていない(しかもテレビで)人間が、
かの障害者になりかわってのコメントですか。
まゆみんさんは善人ですね。いいひとです。
涙を流した。すっかり爽快。ここでやめるがよろしい。
あなたは林くんの人生をどうにもできない。
そのくせじぶんとおなじよう泣かないひとを攻撃する。
はた迷惑な善人だ。

「まゆみん」で検索しましたが、あなたのHPがどこだかわかりません。
つまりあなたの素性がつかめない。
まゆみんさんは高校生ですよね。それを知りたい。
ぜひHPを教えてください。
サプ URL @
05/07 20:20
. はじめまして。

Yonda?さんの文章を読んで胸があつくなりました。

私は悲劇的なキュメンタリーを見て泣いてしまうような人間です。しかし、主人公の人生に対して何もしてあげない自己中心的な自分の涙に吐き気がすることがよくあります。
私にとってはテレビの悲劇の主人公の惨状より、明日の仕事の方が大切だからです。


ああ、
なんだかうまく書きたいことが書けないです。すいません。

ただ、Yonda?さんのブログを読んで心が動かされました。とお伝えしたかったのです。

貴方は自分を綺麗な言葉でごまかさない人だと思います。
本当に冷酷な人はこんな日記を書かないと思います。


私はザ・ノンフィクション」見ていませんが、貴方の目を通して全てを見てしまったような気になりました。

ありがとうございました。私は貴方のような人がいてくれて嬉しいです。

Yonda? URL @
05/07 21:58
サプさんへ. 

>私は悲劇的なキュメンタリーを見て泣いてしまうような人間です。

実のところ、わたしもそうなのです。
ただし限定があります。
お酒をのんでいるときだけです。

酔うと異常なほど涙もろくなります。
テレビで不幸を見たらわんわん泣きます。
同情して泣くのです。
翌朝、ちょっとだけ恥ずかしくなります。
ですが、なぜか気分はすっきりしている。
涙を流すのは精神健康上、とてもよろしいことをそのたびに確認します。

わたしも泣くのです。
ちがいはここにある。
その番組を見て泣かないひとを批判するか否か。

コメント、感謝しています。
あのドキュメンタリーを見た大半が感動したの大絶叫。
今日、この記事へコメント。
てっきりまたご批判かと思ったら、そうではなかった。
とてもうれしかったです。
サプ URL @
05/07 22:53
. そうですね。泣くことは精神衛生上とても良いことだと思います。

結局は同情の涙も自分のために流しているのだと思います。

そう考えると世の中に自分の為じゃない善意などあるのだろうかとも思います。

あらら?なんだか思春期みたいなこと言ってますね私(笑)

少なくとも私には自分の為じゃない善意なんて存在しません。

でも最近では
「自分が気持ち良くなりたいから募金したでいいんじゃね?助かる人がいるんならさ。そこに、自分の為とか人の為とか大差ないし関係ないじゃん」
と思うことにしています。

正解ではないかもしれませんが健康的だとは思います。

私はフィルターをかけてないと生きていくのが辛い人間なので。

失礼ながらYonda?さんが心の共犯者のように思えてしまい、ここにもこんな人間がいるよ、と言いたくなってしまいました。

お返事ありがとうございました。
とても嬉しかったです。

Yonda? URL @
05/08 20:44
サプさんへ. 

>あらら?なんだか思春期みたいなこと言ってますね私(笑)
そんなことないですよ~。
サプさんが思春期なら、わたしなどまだ授乳期かも(^_^;)

善意ってなんでしょうかね。
むずかしいです。
先日、こんなことがありました。
管理人だけ読めるコメントが。その内容がびっくり。
このブログを読んで自殺するのをやめましたとさ。
わたしは自殺肯定論者なのです。
そのわたしが書いた文章を読んで皮肉にも自殺を思いとどまるひとがいる。
むむうと絶句しました。

「もっと強く生きる」の感想にたくさんコメントをいただきました。
この番組のどこが嫌いだったか思い当たることがあります。
「もっと強く生きる」という思想です。
この番組を見たひとの大半が、もっと強く生きようと思う。
足がない林くんを見習って強く生きる。
これがいやなのです。
強く生きる思想は、他人を巻き込みます。
どうしてもひとりで強く生きるとはならない。
家族にうつ病患者がいたとする。
あなたももっと強く生きなさいと攻撃するようになる。
教師がこの番組を見たとする。
生徒に(数日は)強く生きることを強要する。
社長もそう。従業員に強く生きることを要求する。
その理由が、足のない林くんだって強く生きているんだから!

かの林くんがほんとうに強く生きているかはわかりません。
カメラがまわっているときだけ、強く生きているのかもしれない。
それなのに視聴者はテレビを真に受ける。
感動した。じぶんも強く生きようと騒ぐ。迷惑この上ありません。

おっと、サプさんへのコメントなのに、とんだ暴走をしてしまいました。
ほんとうに失礼しました。
A URL @
09/08 17:37
. あなたは大きな思い違いをして生きている。そんな気がします。同情します。あなたはきっと頭のいい人だから自分の間違いに気づくときがいつか来ると思います。その日が早く来たらいいですね。さようなら、愛を込めて。
Yonda? URL @
09/08 18:15
Aさんへ. 

同情、ありがとうございます。
間違いをただし、一刻も早くAさんのように、
正しい考え方ができるようになりたいです。
ご指導、たいへん感謝しています。
- URL @
12/31 02:29
. 最悪
Yonda? URL @
01/02 17:11
名無しさんへ. 

同感です。
こんな記事を書くわたしは最悪。
自覚はあるのです。
ごめんなさい。








 

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