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言葉にするかしないか

「痛い」とか「気持いい」とか「嬉しい」とか言葉にしないとわかりにくいが、
本物の役者は言葉にならない演技をしたいはずだし、
たとえば「悲しい」とセリフで言ってしまうと、感情表現が「悲しい」に限定されてしまう。
本当の役者は「言葉にならない複雑な思い」を表現したいのだと思う。
しかし、それではバカが多数派の大衆、たとえばテレビドラマ視聴者には通じない。
山田太一ドラマも説明過剰だが、
大衆ドラマ作家が行き着いたのは「うん」や「そうか」「はい」「いいえ」。
山田太一ドラマでは「うん」や「はい」が多いが、
あれは役者しだいでいくらでも気持を出せる。
嬉しい「うん」もさみしい「うん」もやる気のない「うん」も役者の演技力しだいで
いくらでも自由に表現できる。
音楽とかダンスとか言葉がない点がいいというところはありませんか?
文学も大衆小説はもっと書かないとわからないと言われるし、
純文学はあそこは不要だ削れと言われる。削ったらわかる読者が減るのに言われる。

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