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医者の勝負

人によって価値観はわかれるが、
わたしにとっての名医は医術の不確かさを理解しているかどうかだ。
医学は絶対科学ではない。個人差、ばらつき、まぐれさえ存在しうる。
手術をしたら99%が快癒、1%で脳死という患者がいたとする。
この1%を経験したことがある人が名医になりうる可能性がある。
わたしはその1%の確率を人生でかなり多く味わってきたほうである。
80%が成功する医療であっても、自分が20%になってしまったら意味がないのである。
このため、医者との出会いは賭け、ギャンブルだ。
医者の運と自分の運、すなわち相性を見極める必要がある。
1%の確率でも失敗することも成功することもありうる。
最近ひどく父から嫌われているようなのだが、
去年父はわたしの大嫌いな某大学病院の先生から検査結果であなたは健康だ、
長生きできると言われたと自慢していた。
父があたまをやっちゃったときも、
おなじ帝京大学病院の教授先生から健康のお墨付きをもらっていたのだが、
そういうことは息子としては言えない。
「ケンジはわかっていないなあ。
大学の教授だよ。教授の先生がツチヤさんは大丈夫と言ってくれてんだよ。
おれは百歳まで生きる」
そう自慢していた父が脳出血で倒れたのだが、
それから数年経ったいまも父はおかしな大学健康自慢をしている。
そういうものなのだろう。

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