安心と希望のリハビリ

83歳の山田太一さんが半年前に脳をやっちゃて半身麻痺。
その後リハビリを嫌っているのが一部で話題になっている。
ちなみにタイトルは村上龍の「愛と幻想とファシズム」にかけて「安心と希望のリハビリ」。
たぶんエビデンス(統計結果)としてはリハビリはあまり効果がないと思う。
なぜならリハビリをやっていなかった人の統計は取れないわけだから。
もしかしたらリハビリをやってもやらなくても結果は変わらないのかもしれない。
これは人生体験的なものがかかわってくるので意見は人それぞれだろう。
大病がリハビリをいっさいやらなくてもよくなった人を知っている。
その人が最初にリハビリの権威に逢ったとき、
「だいぶリハビリをやったねえ。うん、よくなっている」と言われたそうだ。
リハビリの効用は「安心」と「希望」だと思う。
人はなにも善後策を立てていない状況だと不安や絶望におしつぶされるものらしい。
だから不安対策(安心)、絶望対策(希望)としてリハビリが推奨される。
まあ、結局よくなるかどうかはその人が持って生まれた運なのだが、
それを言っちゃあおしめえよって話。83歳にリハビリさせてどうしたいの?
もう山田太一さんは83歳まで立派に生きて、いい仕事をしたんだから、
あとは好きなようにさせてあげようではありませんか? 
どうしてみんなそう思わないのだろうか?
わたしはあれだけ多作の山田太一の過去を追うので手一杯で次回作はもう必要ない。
山田太一先生、ゆっくりおやすみになってください。

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