一線を越える

マイナーな話をしたくなったのでする。「無の道程」という有名なブログがあった。
作者はわたしと同年代で、
ブログ内で自殺予告をしてカウントダウンをするという奇矯な振る舞いで評判を呼んだ。
たぶん「本の山」なんかより、よほど世に与えた衝撃は大きい。
わたしは最期のほうで知って、何度も拍手欄からコメントを送った。
「あなたは偉い」「だれもやれないことをしているあなたはすごい」
いま思うと、わからないのは匿名にこだわっていたこと。
もしブログに実名を出していたら、なにかあったかもしれないわけじゃん。
ちなみに「本の山」を実名ブログにしたのは、いま調べたら2012年の1月。

☆「錦繍」(宮本輝/新潮文庫)

もう5年以上も実名できちがいだのなんだの人権禁止用語を使っていたのか。
しかし、それを考えるとよしんば「無の道程」が実名を公表していても、
そんなことはなんでもないことで、なにも起こっていなかったのかもしれない。
先日はさらに一線を越えて、携帯電話番号をブログに公開した。
だって、「無の道程」とおなじで、あはっ、
もう人生どうなってもいいんだも~ん(JK風にかわいく)♪
異常な電話はいままでひとつもかかってきていない。
なーんかさ、クルクルパーな女から
「いまから死ぬ」とか深夜に電話が来たら楽しいんだけど。
わたしは「死にたい」人からそう言われてもわたしも「死にたい」と答えている。
過去にそういう経験は数度あったが、その後は知らないし、それは運だろう。

チクショー。電話が鳴らねえ。
朝日賞作家で現在は脳をやって半分死人の山田太一さんの名言がよみがえる。
「他人は自分なんかに関心を持ってくれません」
だから、こんな駄文を読んでくださるだけであなたに感謝したいのである。
そういう恩人にけしかけたくなる。一線を越えてみろと。

☆「無の道程」

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