「知識ゼロからのマルクス経済学入門」

「知識ゼロからのマルクス経済学入門」(弘兼憲史・ 的場昭弘/幻冬舎)

→おれってなにも知らなかったんだなあ。
マルクス・エンゲルスの「共産党宣言」は大学1年のときのある講義で読まされた。
なんの記憶にも残らなかった。
恥ずかしながらよわい40にしていまごろ知ったが、
マルクスとエンゲルスって別人だったのか。
マルクスは生涯壮大なヒモとニートをやらかしたやつで、
エンゲルスというのはニート・マルクスのパトロン(資金提供者)だったのか。
本書で知ったマルクスの人格破綻ぶり生活破綻ぶり、
ちょーエゴイストでわがままなところは最高におもしろい。
偉大な思想というのはニートからしかおそらく生まれないが、
ニートがどこまでニートをやる根性があるか、
うまくパトロンを見つけるかの運の有無が天才と凡人をわけるのだろう。
だって、まじめに労働なんてしていたら疲弊して休日は寝るだけ。
とても自分のあたまで考える時間なんて持ちようがないじゃないか。

「万国の労働者よ、団結せよ!」
とかほざいたらしいマルクスは一度も労働をしたことがなかった。
これ、すごいよくわかるなあ。
底辺労働をしたことがないニートだから「万国の労働者よ、団結せよ!」なんて言えちゃう。
マルクスのこの発言は「正しい」のだ~よ。
いまのわたしの派遣先企業だって、いま契約更新時期らしいが、
パートがみんなで団結して契約を拒否したら会社は回らなくなる。
みんなで団結して時給を50円上げろと要求したらたぶん上がるだろうが、
実体験を込めて書くが労働者は仲が悪くそもそも団結しないものなのである、
いまの職場でいろいろな人から同僚の悪口を聞いてどれだけ楽しかったか。
労働者は職場で労働力という商品を搾取されているだけではなく、
むしろ共同体において悪口や意地悪、親切を楽しんでいると思う。
ニートのマルクスはそのことを知らなかったからこそ、
世界に革命を起こすような真に偉大な妄想哲学を構築することができたのだろう。

マルクスは人間を資本家と労働者にわけたが、ニートのおまえはなんなんだよ!
マルクスの言う、労働者は資本家に搾取されているというのもどうだか。
逆も言えるのだ。資本家は労働者に搾取されているとも言えよう。
商売が失敗したら資本家は借金を背負うが、労働者は新しい履歴書を書けばいいだけ。
倒産寸前の中小自営では、
(マルクスの言う)資本家の取り前より労働者の給与のほうが多いところもあろう。
そして、ニートのマルクスの言う資本家と労働者の対立構造も実相はどうだか。
資本家と労働者は対立しているのではなく、
共依存しているといったほうがむしろ現実を的確にとらえているのではないか。
どうしてか人は他人の役に立ちたいようである。
労働者は資本家の役に立っているとおのれの自尊心を満足させ、
資本家も資本家でおれがいなかったら雇用者(労働者)は食い詰めてしまうと、
そこに自己の存在意義やアイデンティティを見て取っている。

いまは資本家の存在がよくわからない。
大企業の社長だって雇われ身分でしょう?
だれが本当の資本家で、
労働者はいったいだれに搾取されているのかまるでわからない。
雇用関係も派遣ばかりで、資本家と労働者のめんどうくさい人間関係を排除している。
むかしは共産党は拡声器がうるさいので嫌いだったが、
いっかいの低賃金派遣労働者となり果てたいまはかの政党にも好感を持つ。
エフだから、いまのところ入れるのは(政策さえ知らない)公明党だけれど。
将来、生活保護をお願いする立場になったら、共産党に土下座することも辞さない。
というか、いまも共産党にはあたまが下がる(公明党にもだけれど)。
わたしなんか自分のことで手いっぱいなのに、人の役に立とうと尽力する人は偉いよ。
そして、いちばん偉いのはニートながら放蕩三昧で、
偉そうに「万国の労働者よ、団結せよ!」とかのたまったマルクス先生である。
働くと消耗するから、なんかどうでもうよくなって、みんなの意見に従っちゃうんだよねえ。



労働疲労には「共産党宣言」もいいが甘いものも実効的。



内情をばらすとうちのアフィからコージーの商品を買ってくれたものはひとりもいない。
うえーん。

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