もっと下郎に、もっと下世話に

工場長から最後に言われた言葉は「もっと生きるステージを上げなきゃ」であった。
本当に厚情のこもった親身あふれる口ぶりで言われたお言葉である。
せっかく早稲田を出たんだから底辺作業にとどまっていないで、もっと上を目指せ。
本当に厚情あふれるお言葉だったといまでも胸にしみている。
大学時代の恩師であるドキュメンタリー映画監督・原一男先生がよく言っていたのは
「もっと過激に、もっと自由に」。
なにをやってもいいからな。なるべく好きなことしかするな。
幻聴だろうが、早稲田大学教授からこう言われた記憶がなくもない。
わたしがだれかに言いたいことがあるとすれば――。
「もっと下郎に、もっと下世話に」
下衆(げす)なことをやって下世話な噂話をする――これが生きる楽しみではないか。
下郎たれ。下衆を恥じるな。下世話を満喫せよ。
下呂下呂吐いてしまうくらい下等にこだわれ。上はつまらんが、下はおもろい。

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