わたしの事実と大会社の事実

わたしは肋骨骨折時にたいへん恩義のある工場長(65)から
以下のようなお言葉を頂戴して(ふたりきりの密室で)、
工場長と同僚のみなさまのことを考えて退職届を書きました。
退職理由はとくにないので困っていたら、工場長が目配せであれがあるだろうと。
「一身上の都合により退職します」のことである。
わたしは上記のような経緯を経て「退職勧奨」を受け入れて、いまの会社を辞めました。
具体的に工場長から「退職勧奨」の際、いただいたお言葉は以下です。

「土屋さんは時給1200円の仕事はしていない。もうあなたにこの給料は払えない」
「時給を下げようか? でも、契約書があるからできないだろう。どうする?」
「どんどんあなたは悪くなっている。もうよくなる見込みはないな」
「いつかよくなると待っていたが、もう我慢の限界だ。もういいだろ」
「土屋さんの代わりはいくらでもいるんだ。新しく募集すればいくらでも来る」
「土屋さんはみんなから評判が悪い。みんな怖がっている。このまま居続けられたら迷惑」
「あなたと話しているとイライラするんだ。あー、腹が立ってきた」
「土屋さんはこの仕事、向いてないよ。ほかの仕事が向いているんじゃないか?」
「いついなくなるの?」
「最近入った伊藤さんはあなたなんかよりよほど優秀だ」
「だから、だからだ。いつまでここにいる気なの? 期間を決めよう」
(ちなみに期待の伊藤さんはずっと腰痛で休んでいるとのこと)

ふつうこう言われて退職しないものはいないだろう。
今日ハローワークの人に聞いたら、あからさまな「退職勧奨」だと言われた。
もっと早く労基署に行っていたらなんとかなっていたかもしれない。
しかし、労基署を怖がるのは中小企業だけとも聞く。
上記の工場長の発言の証拠(ボイスレコーダー)はない。密室での出来事だ。
わたしはてっきり「退職勧奨」になると思っていたら、そうではなかった。
会社上層部が勝手に証人を3人持ち出し、報告書とやらをつくり、わたしを偽証者とした。
大企業の上役3人の証言とアルバイトひとりの証言では格が異なる。
こうしてわたしは負けた。スポーツクラブNASは勝った。大和ハウスも大勝利した。

しかし、本当にこのままで済むのだろうか?
自宅と職場は近所である。
いままでお世話になった方たちには、
ときにお礼のようなものをしに行くようなときもあるだろう。
最後にことさらお世話になった善人で人格者の工場長には、
まだお礼のご挨拶をしていないという後悔が強い。
いいお車に乗って、いいおスーツをお召しで、障害者たちからも慕われる工場長。
人間においては人情や義理、恩義、温情ほどたいせつなものはないと信じている。
毎朝ご挨拶をしに行ってもいいくらいのご厚情をお受けしたと勝手に思っている。
今日ハローワークに行って失業保険給付を断られ、そんなことをかつての部下は思った。

COMMENT

まあ、結局、なんだ。 URL @
12/10 02:44
. きみがせっせと読んできたブンガク関係の本は、実生活ではクソの役にも立たなかったということだ。一銭にもならないゴミのような語彙や修辞を頭の中にぎっしり詰め込んでいても、生活の知恵は子供並み。底辺労働者として騙されまくり、搾取されまくり。せめて大学は法学部あたりにしておけばよかったね。
Yonda? URL @
12/10 11:52
名無しさんへ. 

工場長とか、どんな気分なんだろう?
「勝った」とか「してやったり」とか思っているのだろうか?
「会社に貢献することができた」と満足気分なのか。
たしかにブンガクじゃ、わっからん。








 

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