おれの常識

おれの常識を書くと、有給なんてありえないよねえ。
休んでいてお金をもらえるなんて、それはどこの天国かよって話。
法律が「正しい」根拠なんてどこにあるんだい?
またおれの常識ばなしだが、上がクビと言ったら下は即クビでいいと思う。
解雇前通告とか必要なく、クビはクビ。
トップの癇癪(かんしゃく)に触れたら、その場でクビ。それがおれの常識。
だから、先月末トップが「いままで我慢をしてきたが」
と切り出してきたとき、ああ、そういうものかと即日退職しようかと思った。
先輩のヤマザキさんも、おなじことを言われてバックレたのかと。
バックレみたいな即日解雇、即日退職はいいんですか?
と聞いたら、「一身上の都合」で退職届を書いたら構わないとのこと。

でもでも、おれってクズだなあ人間のクズ。
退職届にはハンコが必要と聞いて、
チャリで5分の自宅と職場を往復しているときに、よこしまな考えが。
まだ有給が残っているのではないかと。
それを帰社後に上に申し上げたら、「来月まで働けばいいじゃん」。
いまの上司たちと人情でつながっているのか契約でつながっているのか
わからなくなった瞬間である。
契約ならいきなり辞めろとは言わないだろうし、
そう言いながらも、病院通いをしているなら保険証は必要でしょうと
おっしゃってくださるのは人情としか思えない。
おれの常識なら肋骨骨折時にクビになってもおかしくなかった。
復帰したときの顔面神経麻痺も十分解雇理由になる。
いまの大会社はバイトでさえ楽々とクビにはできないのかなあ。

わたしは勝手に(上司もふくめて)職場のみなさんに人情を感じていたが、
あれらは契約のたまものだったのかもしれない。
けれど、契約なら契約期間中の「退職勧奨」はできないんだよねえ。
わたしは契約とか法律とか、そういう「正しい」ことは好きではないから、
このために人情として、お世話になったから受け入れたけれども。
嫌いな言葉は正義。好きな言葉は(うさんくさい)人情。
いまでもどうしてわたしがいきなりクビになったかわからない。
クビではなく会社によると自己都合退職なのだが(自分で退職届を書いたから)。

理由は――。
1.古株女性パートを怒らせたから?
2.本社からの通達があった(いちバイトにそんな関心はないない自意識過剰)?
明日からカウントダウンを始めよう。
職を失うまでのカウントダウン。
自殺カウントダウンとか書いたら通報されちゃうけれど、終わりがあるっていいよねえ。
カウントダウン。職場用語に「これで終わり」があるけれど、終わりまであと6日。
終わりが来たらもうだれとも会わないのだろうか。
けっこうご近所さんもいるみたいだけれど。
おれの常識では「人生こんなもん」で、ことさら不服を申し立てたいわけではない。
あと6日で終わる。これで終わり。

COMMENT

あなたと同類の人間 URL @
11/13 00:28
. 契約ですか。善悪を考えるのは諦めて、契約でものを考えだすわけですね。
善悪の判断は難しい、違うでしょう。もはや自分が正しいと主張する力がなくなってきただけですよ。
でも自分が悪いとは思えない、なので無反省でいるしかない。

文芸板、シナセン、この頃は簡単でした。攻撃する理由を簡単に作ることができた。
でもまぁ、理屈は滅茶苦茶でしたね。
でもそんなことはどうでもよかった、なぜなら自分はこういう人間なのだから。
だからこそいつか見返す日が来る。
文筆の道と言う灯台があった。

今、世の中って本当に難しいんだな、と思っていませんか?
そうです。私もあなたも、同じ失敗を繰り返しているだけです。

灯台の光は遠のいてしまった、消えてしまった?
それはあなたも僕もわかりません。








 

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