「人を動かす」

2005/12/12(月) 14:43:54

「人を動かす」(デール・カーネギー/山口博訳/創元社)*再読

→自己啓発本。それは文学からもっとも遠いもの。
本書は自己啓発系書籍の古典。「道は開ける」とセットでロングセラー。
ここ10日というもの、毎日「人を動かす」「道は開ける」を読んでいた。
読み返すのは4年ぶりくらい。
赤線が引かれているその上にまた新たな傍線を加えたりしながら必死に読んだ。
毎日、毎日。とても恥ずかしい行為だと思う。
しかしそうでもしなければ乗り越えられないトラブルが身に降りかかった。
ほんとうに困った。悩んだ。この本を再読することにした。
自己啓発本は信仰を持たない現代人のための宗教書である。
だからその感想を書くくらいみじめなことはない。全肯定しかないのだから。

ため息をつきながら引用する。

「友を得るには、相手の関心を引こうとするよりも、
相手に純粋な関心を寄せることだ。 (……)
人間は他人のことには関心を持たない。
ひたすら自分のことに関心を持っているのだ――朝も、昼も、晩も」(P74)


「人はだれでも他人より何らかの点ですぐれていると思っている。
だから、相手の心を確実に手に入れる方法は、
相手が相手なりの世界で重要な人物であることを率直に認め、
そのことをうまく相手に悟らせることだ」(P144)


「みずからかえりみて、自分に対する強烈な関心と、
自分以外のものに対するいいかげんな関心とを比較し、
つぎにその点に関しては、人間はみな同じであることを考えれば、
あらゆる職業に必要な原則を把握することができる。
すなわち、人を扱う秘訣は、相手の立場に同情し、
それをよく理解することだ」(P230)


学んだことを要約する。
人付き合いの上達のためには、

もっともっと人間を嫌いにならねばならぬ。

なまじ人間に期待するからうまくいかなくなるのだ。

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