わからない

人間はいつから過去のデータ(結果)から未来を予想できるという、
共同幻想のようなものをいだくようになったのか。
言い換えれば、集団催眠のようなものにかかったのか。
過去をいくら見ても未来はわからないのに、
人はその「わからない(一寸先は闇)」を見ようとせずに過去を見てわかった気になる。

過去は未来ではない。

これは紫綬褒章作家の宮本輝氏の小説の名言である(「夢見通りの人々」)。
競馬に夢中になるのは楽しそうだが、自分には無理だと思う。
だって、過去のデータから未来を当てるなんて不可能っしょ。
過去に重大なミスを犯した商売人に資本投下したら大成功するのが、
われわれの生きているこの「わからない」世界かもしれない。
そもそも過去の勝利や敗北がなんになろう(成育歴、学歴、職歴)。
過去など気にせずいま自分がいいと思うものを選べば、
それがいちばんいまもいま、いまという瞬間に「正しい」可能性もなくはない。

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