リアリティとはなにか?

わたしにとってリアリティとは、いま目のまえにいる人のことである。
いま目のまえにいる人は、リアルでしょう。その人の発する言葉はリアルだ。
いまわたしの目のまえにいる人の言動は、
うそとかほんとうとかそういう言語レベルを超えた真実性がある。
まるで離人症のようだが、リアリティに飢えているところがあるのかもしれない。
リアリティというのはわたしの経験によって左右されるものでしょう?
「苦労人はやさしい」というテーゼ(題目)がほんとうかどうかは、
上の人は自分で下に降りて冷暖自知する(味わう)しかないようなところがある。
もしかしたら苦労人はぞっとするほど陰湿で意地悪なのかもしれない。
そうではないのかもしれない。
明るく現実を笑っちゃうような陽性な部分があり、好ましい人たちなのかもしれない。
いま目のまえにいる人のリアリティほど重いものはない。
現実っておもしろいし怖い。ひと目見て嫌いな人でも、
なかに踏み込んで行けば(行くか?)魅力的なケースも多々あるわけだ。
それが完全なるリアリティかといえば、そうでもなく、
その人のことはだれにもわからないのだろうけれど。
言語(言葉)はなまのリアリティからもっとも程遠いものでありながら、
リアリティを伝えるには言葉(言語)に頼るしかないという絶対矛盾がある。
困っちゃうなあ、もう。
いまあなたの目のまえで起こっていることが、おそらくもっとも「正しい」。

COMMENT









 

TRACKBACK http://yondance.blog25.fc2.com/tb.php/4389-9584f2bd