「「カルト宗教」取材したらこうだった」

「「カルト宗教」取材したらこうだった」(藤倉善郎/宝島社新書)

→人生うんざり、げんなりでねえ。
会社からは「来ないでくれ」と言われ、同僚からは「くさい、うざい、辞めろ」と言われ、
古株先輩からは「今度おれに逆らったらオリコンでぶん殴るぞ」と脅迫されている。
とはいえ、能力が低いため、
上司さまの温情にすがって、いまの職場にしがみついている。
もうさ、カルト宗教にでも入ってパーッとやっていさぎよくパーッと散りたいっていうかさ。
どこかいいカルト宗教はないかとガイド本を読む気分で本書を手に取った。
ラエリアン・ムーブメントはおもしろそうだと思ったが、お金が高すぎて払えないなあ。
この団体の教祖の言葉がおもしろくて笑ってしまった。
きっとここはいい新興宗教でしょうから、金銭的余裕のある方は試すのも一興かと。
セックス教団のトップ、イケメンのラエル氏は快楽主義者のようだ。
教祖のありがたいお言葉を引用する。

「性器もパートナーも、この世にあるものは全て〝おもちゃ”です。
ローマ法王の両親は、『さて、法王を作ろうか』
と真面目な顔をしてセックスしたわけではありません。
父親が母親のおっぱいで遊び、母親が父親のキンタマで遊んで、
それで法王が生まれたのです。
全ては〝おもちゃ”であり、この地球という惑星は〝遊び場”なのです」(P48)


創価学会二代目会長の戸田城聖のような世界観が非常によろしい。
これはある種の真理ではないだろうか。
たくさんの信者を持ちモテモテで大金持の真理体現者ラエル氏は続ける。

「最大の敵は〝考える”ことです。真面目さは非常に危険。
ヒットラーは非常に真面目な男だったのです。
何かのために遊ぶのではない。何かのために笑うのではない。
遊ぶため、笑うためだけに、遊び、笑うのです。
ここはキチガイの学校です。宇宙一のキチガイ学校にようこそ」(P48)


著者はラエル氏を笑いものにする意図を持って氏の言葉を紹介しているようだが、
無学なわたしから見たらジャーナリストの藤倉善郎氏よりも、
セックス教団の教祖のほうがより真理をつかんでいるような気がどうしてかしてしまう。
著者の正義の味方ぶったジャーナリスト根性がプチプチ笑えた。
著者は被害妄想過剰で好戦的な性格のようで、
カルト宗教から訴えられてもこうすれば勝てるうんぬんと書いている。
身もふたもないことを言うと、カルト宗教も著者もおなじ穴のムジナというか。
だって、もしカルト宗教がなくなったら、
その専門ライターの著者は食い詰めてしまうわけでしょう?
カルト教団のいちばんの恩恵を受けているのが藤倉善郎氏とも言えなくもない。
カルト宗教とライターの藤倉善郎は共依存の関係にあると言ってもよいだろう。

著者は本当にプロのライターなのだろうか。
売文ライター世界の常識に自慢話は書かないという決まりめいたものがある。
理由は、読者が不快になるからである。
著者は本書でだれも興味がない自分の彼女の話や、
結婚にいたった顛末(てんまつ)を書いていた。
いやいや、著者が悪いわけではなく、
こんな些末な箇所にいちいち嫉妬する負け犬読者の感受性が間違っているのだろう。
著者は毎日、カルト教団と闘っている気分なのかもしれない。
いやまあ、正義の味方みたいな、さぞ昂揚した毎日を送っておられるんでしょうなあ。
最近わたしは正義とか闘争みたいな言葉に嫌悪感をいだくようになった。
過疎ブログだが、エゴサーチをされて万が一にも
自己愛者の著者から削除依頼が来たらすぐにこの記事を消す。
「本の山」には新興宗教団体のことをいろいろ書いてきたが、
どの団体からも削除依頼メールは来ていない。
精神科を受診しているあたまのおかしな女からの削除依頼ならたまにある。
そういう場合、関わり合いたくないのですぐ消すことにしている。

どこかいいカルト教団はないかなあ。
創設期のカルト教団がいいんだ。大手に入っても、いまさら出世できないから。
いま数人レベルで発足しているカルト教団はないかしら。
教祖のゴースト(ライター)でもなんでもするので仲間に加えてほしい。
カルト教団でいちばんおいしいのはネズミ講とおなじで初期メンバーなのである。
あとカルト教団は絶対悪ではありませんよ。
なぜなら、カルト教団の信者は楽しくてその活動をしているのだから。
困るのは家族や友人知人であって、
信者の目は生き生きしているのがカルト教団の特徴かと思われる。
ああ、生き生きしたいなあ。

COMMENT

東方不敗 URL @
08/19 23:07
考えるな 感じるんだ. >どこかいいカルト教団はないかなあ。

カルトではないですが、
個人的には、国柱会がオススメでつ!

有名な信者さんは、石原莞爾さんと宮沢賢治さんでつ!
- URL @
08/20 00:21
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