「理趣経」

「理趣経」(中野義照・松長有慶編訳/「仏教聖典」平楽寺書店)

→エロくてバイオレンスな密教経典。
秘密は決して知られることはない。
死ぬまで語らなかったことが秘密なのだから。
釈迦にも秘密があった。だが、それはだれも知らない。
なぜならそれを釈迦は語らなかったからである。
釈迦の秘密を見破ったやつがこの経典を創作したのだろう。

「慢心をおこしてあらゆる恐れを忘れ、
身体がのびのびすることも清浄な菩薩の位である」(P1165)


修業なんかしなてもよくて、怠けて自堕落にしていりゃいいんだよ。
というかね、本当はさ、人間、楽しかったらなにをしてもいいわけ。

「金剛手よ、だれかこの般若の教えを聞いて、それを受持し、読誦するならば、
その人があらゆる世界の生きものをのこらず殺害するようなことがあったとしても、
それによって罪を得て、地獄に落ちるようなことはない。
殺害するといっても、それは調伏して教化するためのものであるから、
かえってすみやかに無上なる完全な正覚を得ることになろう」(P1168)


死んだらみんな極楽浄土に往けるのなら、殺人はむしろ絶対善だよねって話。
あんがい秘密になっているけれど、人を殺すほどの快楽はないのかもしれない。
だれも秘密にしていてそれを語らなかったから秘密になっているけれど。
だれか秘密を話しても、だれもそれを信じなかったら秘密は守られるのである。
自分だけの秘密を持とう。その秘密が真実だ。
釈迦の秘密をどうしてか知ってしまった人が理趣経を書いたのだろう。
このお経に興味を持たれた方はぜひ参考記事をお読みください。

*「仏教聖典」全1185ページ読破したぜい♪ まっ、意味ないけどね。

(参考記事)
「理趣経」(金岡秀友訳/「大乗仏典」/筑摩書房)

COMMENT

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05/29 20:34
. 最近流行の「人を殺してみたかった」て言った少年少女に、
「で、どうだった?」て訊きたいね。








 

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