「般若波羅蜜多心経」

「般若波羅蜜多心経」(干潟竜祥・桜部建編訳/「仏教聖典」平楽寺書店)

→日本でたぶんいちばんポピュラーなお経である般若心経。
これも見方によっては、釈迦批判のひでえお経と読めなくもないことに気づく。
豪傑訳をしたら、こういう意味だと解釈できなくもないのだから。
――おい、そこのおまえ、おまえだよ、おまえ舎利弗(しゃりほつ)。
舎利弗さあ、最近、おまえ調子に乗っていないか?
おまえ、智恵第一だとか誇っているようじゃねえか?
釈迦からひいきにされたからといって、ちょっと偉そうにしすぎじゃねえか?
なにが釈迦の十大弟子だよ、笑わせんな。
おまえさあ、釈迦の教えだとか言って十二因縁や四諦を説いているみたいじゃないか。
おい、こらっ、舎利弗、十二因縁なんてないからな。
おい、こらっ、舎利弗、四諦なんて意味がないからな。
舎利弗、ちょっと缶ビールでも買って来いよ。エビスな。ロング缶だ。
なんだと、お金? 世の中は空(くう)なんだから、金なんて必要ないだろ。
ゴー! 早くしろ、舎利弗ゴーゴー。
10分以内に買って来なかったらチン毛、燃やすからな、いいか、覚えとけ舎利弗!
(舎利弗、走り去る)
あっはっは、もう釈迦の時代は終わったんだから、舎利弗なぞおれらの舎弟だな。
もう怖いもんはないぜ。世の中は空(くう)だってわかったら怖いもんがねえ。
むかしは威張っていた舎利弗もびびって泣きそうだったなあ。

COMMENT









 

TRACKBACK http://yondance.blog25.fc2.com/tb.php/4117-931b540a