本の成り立ち

むかしはわたしもおなじような誤解をしていたけれど、
本って編集者と作家だけがつくっているものじゃないんだなあ。
いやいや、尊敬するインテリの先生方はみなみなそんなことはご承知でしょうけれど。
本は編集者に依頼された作家が書いたものを、
工場で製本して物流会社が全国に運んで書店に並ぶ。
わたしはいま本を日本各地にまわす職場でアルバイトをさせていただいている。
おもしろいんだなあ。
いままで本は書店に積まれているのが当たり前だと思っていたから。
だれかがこの1冊をある書店に向けてピックしてくれているなんて思いもよらなかった。
そういうことに感動するのがインテリぶった最低のインテリだという自覚はむろんある。
とはいえ、本の流通はこうなっていたのかと知る喜びは大きい。
ベトナム人、ネパール人、中国人、インド人、フィリピン人と一緒に働いている。
フィリピン人やインド人は苦手だが、中国、ネパール、ベトナムは大好き。
いま自分が住んでいる近場にこれほどおもしろい国籍多様な職場があったとは。
奇跡としか思えないけれども、こんなことはありふれたことなのだろう。
奇跡なんてない。奇跡なんて人生では起こらない。
しかし、好きだなあ。みんなチューしたいくらい好きだなあ。
そう言いながら今月いっぱいで辞めてしまうのかもしれないけれど(←まっさか~)。
錯覚でしょうが、ジグゾーパズルがぴたっとはまったという感覚がある。
去年はそういう1年でございました。
今年がどうなるかなんて、そんなことはわかるわけがない。

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