集団創作ブログ

思い切って秘密を白状してしまうが、
このブログはじつのところひとりで書いているのではないのだ。
何十人かわからない作者がいるのである。
知っていた人はおられますか?
だって、いまわたしは国籍性別年代多様な人の働いている倉庫でバイトしている。
1日働けば、いろんなさまざまの人の視線、行為、会話、笑顔、不満顔から
意識的にも無意識的にも多大なる影響を受けることになる。
そういった結果として、このブログがかりそめわたしの手によって書かれているのである。
そう考えたら、このブログを創作しているのは、
実際のところわたしという個人ではなくいまのバイト先の人たちなのかもしれない。

さっき電話でむかしからの友人に言われたなあ。
ひとつまえの記事の一文に違和感を覚えたということである。
ロボットではない人間は「やさしさ」が重要ではないかというくだりだ。
偽善的でちょっと笑っちゃった(意味合いは違うかもしれない)と言われ、
正直グサッと来た。ああ、恥ずかしいぜ。
たしかに人間は「やさしさ」が重要なんて偽善的すぎて顔から火が出るほど恥ずかしい。
電話相手にすぐさま言ってしまった。
「いま記事を削除しますから、ちょっと待っていてください」
「消さなくてもいいじゃない」
「恥ずかしくて」
「むかしのYonda?さんだったら絶対にそんなことを書かなかったと思う」

きっといまの国籍性別年代多様な職場で働くようになって7ヶ月。
わたしは大きく変わったのだと思う。
このわたしが人間は「やさしさ」が大事なんてうっかり書いてしまうとは、ゲロゲロ。
しかし、実際にいろいろな人の影響を受けてわたしは大きく変わったのかもしれない。
いまはこのブログは集団創作かもしれないと本気で思っている。
おそらく明日ブックオフオンラインさんから大量の本が届くが、
どのひとつをとってもいまのバイト先で働き出した影響から読みたくなった本である。
ベトナムのことを改めて知りたくなって、安い関連本を複数冊購入してみた。
いまの勤務先の社員さんたちに影響を受けて、
まっとうな社会人の気持を知りたいから社会人マニュアルのような本も買った。

しかし、言われてみたらたしかにわたしが人間は「やさしさ」が大事なんて書くとはなあ。
もっとも「やさしさ」とは縁のなかった冷血人間とも言うべき我輩が。
おそらく、それだけバイト先のみなさんから受けた影響が強いのだろう。
とはいえ、いまでも「やさしさ」からは程遠い自信もなくはない。
いつか右ひじの痛みが消えたら三沢(バックドロップで死んだプロレスラー)なみの
エルボーをかましたい相手が数人バイト先にいなくもないのだから。
三沢のエルボーというのは嘘なのである(やさしいエルボー)。
あれは痛そうに見えるけれども、絶対に相手に怪我をさせない安全なエルボーだ。
このブログは三沢のエルボーなのか、それともガチンコのバックドロップなのか。
読者諸賢さまはフィクションかと思っておられるかもしれないが、
バイト日記の登場人物はみなさん仮名ではなく無断で実名を使用させていただいている。

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