新古と優劣

連休中はひきこもって好きな読書三昧をしたいので、
半額惣菜ゲット目的もふくめてさっき近くのスーパーに行ってきた。
新入りの若くてかわいい女の子パートさんがいた。
見ていたら古株らしきおばさんが若い子をいびること、いびること。
その若い女の子がなにをしても「それは違う」とダメ出しするのだから。
あーあ、この子もすぐに辞めちゃうんだろうなあ。
お客さま目線からしたら古株パートよりも新人の子のほうが
よほど臨機応変をわかっていて好ましいのではありますけれど。
ほんと威張る古株ってガンだよね。死ねばいいのに。

そこのスーパーよりも百円時給が安い職場でいまありがたくもバイトさせていただいている。
驚くべきことは、威張る人がほとんどまったくいないのである。
社員さんで威張っている人はひとりもいない。
古株男性パートさんもびっくりするくらいみなさん威張らない方ばかりだ。
大げさかもしれないが尊敬の念をいだくほどである。
ひとりふたり威張っていたやつがいたなあ。
入庫のとき「本の入れ方が違う。正しい入れ方はこうだから」
といかにも先輩ぶって指導してきたパート男性がいる。
その先輩がそう言うのは書籍ピッキングをやったことがないからだろう。
実際にピックをやってみたら文庫は横に寝かされていたほうが取りやすい。
そういえばあの威張っていたパートさんのすがたを最近見ないなあ。
ちっともさみしくない。

どうして古株は偉いという間違った価値観がまかり通っているのだろうか。
昨日の隣のピッカー女子はうまかったなあ。
聞いたら(日雇い)派遣で来て3日目というではありませんか。
正直に白状すると、
わたしの入った当初よりもこの派遣さんは10倍くらい書籍ピッキングがうまい。
まあ、ピッキングがうまいからといって、それがどうしたというのも事実なのだが。
ピッキング(ものを数える)の才能なんて、
ほとんど個性(創造性)の正反対だと言えなくもないのだから。
「あなたはピッキングがうまいですね」と声をかけたかった。
しかし、古株さんの地獄耳を恐れて発話できませんでした。

一般に古株は仕事がうまいとされているけれど、それは嘘ではないか。
新古と優劣はじつのところそれほど相関性はないのかもしれない。
だれとは言わないけれど、
バイト先でも古株ながらピッキングがへたくそな人がいらっしゃる。
横に入っているとだれがうまくてだれがへたか、あからさまにわかってしまう。
またまあ、へたくそな人ほど威張るようなところがある。

いつだったか(日雇い)派遣さんの隣に入ったときはこう言いました、笑顔で。
「落ち着いてあせらないで自分のペースでやればいいと思います」
なぜなら入った当初、「急げ、急げ」とせかされて、とにかくしんどかったからだ。
人は「ゆっくりやれ」と言われたほうが早くしてしまうものだと思う。
「ミスは気にするな」と言われたほうがミスをしないものだと思う。
いたらなかったのかもしれない。
今度、新入りさんや1日だけの(日雇い)派遣さんの横に入ったら、こう言いたい。
「書籍ピッキングって意外とおもしろいので、楽しんでやってくださいね」
どうせつまらぬ人生、なんでも少しでも楽しまなきゃ損損。

ああ、わかっておりますよ。
わたしが威張った人を嫌いなのは、おそらく自分がいちばん威張りたいからでしょう。
自己投影というやつかと。
もしかしたらもっともバイト先で偉そうな顔をしているのはわたしかもしれません。
反省、反省であります。
それにしても威張るやつっていやだよなあ。
できる人ほど威張らないというイメージがございますですね。

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