代わりはいくらでもいる

いま流行りの言葉(おっさんくさいかも?)でいうと自己承認欲求というのが「魔」なのだと思う。
「あなたしかいない、お願いします」といわれるから人は過労死寸前まで働いてしまう。
ぶっちゃけ、(経営者ならぬ)労働者の代わりなんていくらでもいるのだけれども。
しつこいが、代わりはいくらでもいる。
べつにあなたがいなくなってもべつの人を雇用すればいくらでも足りる。
基本的に労働者なんて、よくも(たしかいい面もあるのですよ!)悪くもそんなものだと思う。

よくわからないがおそらく、
だれかのかけがえのない存在になりたいという欲求が人にはあるのだろう。
だから、人は恋人や友人を求めるのかもしれない。
愛と縁のない人、友がいない孤独な人が仕事の「あなたが必要だ」にだまされる。
あなたの代わりなんていくらでもいるにもかかわらず。

少しでも代わりがいないものになるためには秘密を知ることかもしれない。
仕事量は新入りと代わらなくても
秘密を知っているがゆえに優遇されるのがベテラン労働者ということもできよう。
どんな商売でも表に出されたら決定的にダメージになる秘密があるような気がする。
人がその秘密の公開をしないのは、
そんなことをしたら次にどこの企業にも雇われないのをわかっているからだろう。

「あなたじゃなくちゃいけない」

わたしをふくめて、人はこの言葉に弱い。
しかし、ビジネスの場ではこの言葉はたいがい嘘だ。
結婚詐欺やネットワーク商売(ネズミ講)、新興宗教では頻用される言葉だろう。
忘れないようにしましょう。
底辺職場から一流ビジネスにいたるまで、あなたの代わりはいくらでもいる。
しっかし、わたしの代わりなんていないと思うけれどなあ。
そこが「魔」であり、その人の「希望」でもあるのだと思う。

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