笑える瞬間

いまのバイト先は個人的には涙あり笑いありで、
たとえればS席1万円の演劇を無料で拝見させていただいているようなものである。
いっとき意図的か偶然か、あるベトナム人女子の横に連続して配置されたことがある。
この子は背が高いためか、どうしてかはわからないけれど、
見惚れるほどピッキングがうまく早く正確である。
おいおい、この子、すごすぎると思ったものだ。
本音をぶちまけると、だれも重いものなんか持ち運びたくない。
あるとき彼女の間口(持ち場)にあったのが、例の箱入りの池田大作全集である。
あれを10冊、20冊運ぶのがどれほど身体に悪いか。
ベトナム女子が池田大作全集をピッキングするのを見ながら、
意味がわかっているわたしは内心で爆笑していた。
まったく池田大作さんたら迷惑なんだから、くすくす。
たまたまどういうわけか社員がそばにいるときにベトナムっ子が池田大作全集を落とした。
よく見ていないが、さすがに少しくらいは破損していたのかもしれない。
しかし、そのまま箱に入れてしまえで無言の全員一致が成立したのである。
この日は帰宅後プローストを飲みながら何度思い返して大笑いしたことだろうか。
観劇代、勉強代、修行代と思えば(思えれば)、どんなお給料でも文句は出まい。

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