本をかぞえる

尊敬する芥川賞作家の西村賢太氏の傑作小説に「小銭をかぞえる」があるが、
さてまあ、いまいわゆる「本をかぞえる」アルバイトをしているわけだ。
やべえぞ、おれ! もうすぐ1ヶ月なのに、今日誤ピック(かぞえ間違い)の嵐だった。
やはり日曜、月曜と休んだのがいけなかったのだろうか。
社員さんたちにはもはやネタのような存在になっているのかもしれない。
へたをすると倉庫の誤ピック最高記録をたたきだしているいるのではないかと思うと笑え、
いや、みなさまに申し訳ない、まことに申し訳ないのであります。
ドラマの常套手法に盗み聞きというのがあるが、わたしは人生で一度も経験したことがない。
でもね、なんか先日バイト先で経験しちゃったような。
社員さんたちが「今日のツッチーはどう?(笑)」と会話しているのをうっかり聞いちゃった。
ものすごく救われたのは悪意はまったく感じられず、むしろ親しみが感じられたこと。
もしかしたら聞き間違いだったのかもしれないけれど。
しかし、どうして本をかぞえ間違えてしまうのだろう。
たぶん注意力散漫ということになるはずだ。
もちろん、わたしとしてはかなり真剣に数をかぞえているのである。
それでもひとりだけ間違えてしまう。
はっきり言って数をかぞえるなんて中学生でもできるわけ。
おまえ、履歴書は嘘で本当は中学も卒業していないんだろう?
と言われたら、アハハと苦笑いするしかない。
よくブログに「正しい答えなどない」としつこく書いているが、ここに実体験から訂正する。
こと数に関しては、

正しい答えはある!

重要なので繰り返すが、数字に関しては正しい答えがひとつだけ存在する。
どうして誤ピック(かぞえ間違い)がわかるのかといえば重さである。
本1冊の重さがコンピュータに登録されている。
このため箱全体の重さが異なると、
人力でぜんぶ冊数を調べられ間違いが判明するという仕組み。
「またあいつだ」と思われているのだろう。あのおっさん、なに? いったい、なんなの?
ここ最近の変化は、人のミスにものすごーく寛容、寛大になったことだ。
ジェイコムから「折り返し電話します」と言われ、
結局いくら待ってもその日は電話がなくてもまったく怒らなかった。
だれでもミスはあるのだから。というより、おれがミス大魔王なのだから。
なんで人は間違えるのかの「正しい答え」は、いったいなんになるのだろう。
最後に涙目で言っておくが(ぐすん……)、
歴史上の新発見というのはどれも間違えからなされているのですぞ♪
とはいえ、あのウニを人類史上はじめて間違えて食ったやつは、うーん、うーん、うーん。

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