真理=経験

以前にも書いたことがあります。
真理が人それぞれなのは、体験が人それぞれなのだからではないか。
いい歳をしていまだに真理(本当)に拘泥しているが、
とりあえずいまのところはそういう解釈をして(真理=経験)、
自分をうまくごまかしているつもりだ(人からはそう見えていないかも)。
いわゆる俗世間の成功者の言葉が真理とみなされるのは、
彼(女)らが一時的にいまのところ成功しているという経歴(経験)ゆえである。
もしかしたらあらゆる真理は経験(体験)を根拠としているのかもしれない。
たとえば、有名な文学賞をいくつも取った作家が広島の原爆のことを書いたらどうなるか。
彼の作品は彼の経験(受賞歴)ゆえに傑作とされる。
しかし、もし読者のひとりが被爆者(実体験者)で、これはインチキだと告発したらどうなるか。
文学賞と実体験のどちらが強いかという話になろう。
「おれさまはですね、○○賞も○○賞も○○賞も取っているが、なにか?」
「あたしは先生が経験したことのない○○事件の当事者ですが?」
この場合、どちらが正しいことになるのだろう。
多くの場合、正否を決めるのはお金のことが多いから、
この場合は実際の被災者よりも、
不幸未経験にもかかわらず想像力豊かでお金持の
有名作家先生が正義(笑)になるのだと思う。
まあ、そういうものである。そういうものなのだろう。そう思っておけばほぼ間違いない。

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