「修羅の旅して」

「修羅の旅して」(早坂暁/大和書房)

→テレビドラマシナリオ。昭和54年放送作品。天下のNHK。
いかにも早坂暁さんらしいテクニックに満ちたドラマだと思う。
まずアクションを起こすんだ。アクションを起こして視聴者の気を惹く。
理由なんてあとから説明すりゃあいいんだから、まずアクションで引っ張る。
謎の少女を登場させるところもうまい。なんだよ、この少女、とか思うもん。
現実にはほとんどないけれど、盗み見や盗み聞きはドラマの定番。
結局、テレビドラマなんて他人の人生(生活)を盗み見ているようなものなんだから。
しっかし、テレビドラマみたいな恋愛なんてあるのかなあ。
いや、現実にないからこそ人はそういう噓くさい世界を求めるんだろうけれど。
この作品に関係ない話をすると、
年齢のせいかもう刑事ドラマや恋愛ドラマは見(ら)れない。
刑事ドラマはどうせ犯人が捕まるんだろうし(それを言っちゃおしめえよ)、
恋愛ドラマは「他人の恋愛なんか興味がないね」のひと言に尽きる。
ほんとはさ、テレビドラマを楽しめる人のほうが人生をエンジョイしているのはわかっている。
還暦を過ぎてもテレビドラマ視聴が趣味の男性を知っているけれど、脳内が若すぎるぜ。
きっといろいろな意味で恵まれた人なんだろうなあ。あんまりうらやましくないけれど。

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