「心にトゲ刺す200の花束」

「心にトゲ刺す200の花束 究極のペシミズム箴言集」(エリック・マーカス/島村浩子訳/祥伝社)

→人生というのは逆説、矛盾、パラドックスに満ちているような気がする。
真実というものは「どっちも正しい」を瞬間的に風速で言い抜ける言葉にあるのではないか。
「どっちも正しい」とはどういうことか。ほうら、こういうことだ。

「結婚してもしなくても、あなたはかならず後悔する」(P79)

人生の真実を気合いもろともばっさり抉(えぐ)り出してしまっている。
皮肉屋の成功者(ノーベル賞!)バーナード・ショーも負けていない。
以下すべて皮肉屋として知られたショーの言葉である。
そういえば、むかしショーの芝居台本を読み漁った時期がありました。

「人生には悲劇がふたつある。
ひとつは自分が心から望むものを手に入れられないこと。
もうひとつはそれを手に入れてしまうことだ」(P23)


どっちにしろ人生は悲劇だと言っているわけである。
なってみたら思いのほか成功者というのはつまらないのかもしれない。
凡人はこんなことを言ってみたいと思ってしまう。
厭世家ショーの毒舌はとまらない。

「悲観主義者がどんな人間か知っているかね?
人はみな自分と同じくらい嫌なやつだと考え、
それを理由に彼らを嫌う人間のことさ」(P159)


いやあ、なかにはいい人もいますよ、ショーさん!
まあショーさんみたいに成功しちゃうと近寄ってくる人はみな肩書目当てでしょうけれど。
お気の毒さまでございますね。
ハハハ、成功者のあんたもおれっちも大して変わらないんだろうなあ。

「アルコールは人生という手術を耐えるための麻酔である」(P148)

とりあえず乾杯しようや。

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