肩書競争マッチ

自分は綺麗事を嫌い本音を好むというスタンスで成功者として人生を渡り切った
山口瞳(故人・男性)という直木賞作家がエッセイでこういうことを書いていました。
いわく、葬式の規模を見れば、その人がどれほどの人物だったかわかる。
あまりの俗物ぶりにぞっとした記憶がありますが、真理といえば真理でしょう。
どれほどの肩書の人が参列したか。葬儀委員長を務めたのはだれか。
たしかに葬式にその人のすべてがあらわれるのでしょう。
女は男よりも肩書を気にしないという話もありますが(たしかにそういう面はあります)、
キャリアアップした最近の女性様はかならずしもそうでもないような気がしますけれど、
これが絶対的真理かどうかはわかりません。
大人の男同士はどうしようもなく名刺(肩書)なしではつきあえないというのは真理でしょう。
酒場でも公園でもなんでも、まず最初に相手の肩書を知らないと言葉を交わせない。
名刺交換しないと、なんの話をしたらいいのかわからない。
このため、肩書勝負ではない女性に救いを求める男もかつてはいたのだと思います。
いまはどうだかわかりませんけれど。
有名人の講演会に行くと、質疑応答でやたら自分の肩書を延々と主張する人が多いです。
そういうものなのでしょう。たぶん、まだ男よりも女のほうがましなのでしょう。
善悪はどうあれ、人生は肩書競争マッチであるということはかなりの真理だと思います。

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