言葉にすがる

たとえばほんとうにいい映画を観ると自分がバラバラになるような気がするわけです。
そうなると歩きなれた道でも迷ってしまいます。
昨日は道に迷いまくりました。グラグラ、グラグラ揺れていました。
これはいったいなんなんだろうと思う。もうそうなったら言葉にすがるしかないわけです。
自分の知っている言葉を総動員して、
バラバラ(分裂)にまとまり(統合)をつけるしかありません。
ここで言葉が不十分な人は他人の言葉で間に合わせてしまいます。
忙しい現代日本人はバラバラに向き合っている時間がありませんから、それもいいのでしょう。
わたしが好きな作家先生は人気者が多いのですが、
ということは、それだけ他人のバラバラに意味(言葉)を与えているということであります。
苦労して自分の言葉でバラバラを処理しようとしているということです。
月並みなことを言いたくないという気概があるということです。
自分の言葉と対照的なのは新聞記事の文章ではないでしょうか。
もしかしたら、このために古い高齢者は新聞を愛読するのかもしれません。
わたしもすでにおっさんですが、もう13年新聞をまったく読んでいませんから、
まだまだいわゆる「新人類」なのかもしれません。
じつは世間知らずというだけなのですけれども。

COMMENT









 

TRACKBACK http://yondance.blog25.fc2.com/tb.php/3485-2107aa8c