「脚本 コクリコ坂から」

「脚本 コクリコ坂から」(宮崎駿・丹羽圭子/角川文庫)

→テレビで放送されたアニメを観ておもしろかったのでシナリオも読んでみた。
アニメの場合、だんぜんシナリオよりも映像のほうがいいね。
漫画をセリフだけ本のように読んだって楽しめないのとおなじこと。
実写映画は本と相性がいいけれど、アニメは漫画と一緒なのだと改めて思った。
「コクリコ坂から」があまりによかったから千円の日に「風立ちぬ」へ行った。
「そして父になる」にしようか迷ったんだけど、芸術映画みたいのはいやだなって思って。
アニメを映画館で見るなんて小学生のとき以来だ。
結果、「そして父になる」のほうへ行けばよかったと後悔した。

「コクリコ坂から」のよさは観客それぞれの少年少女時代を喚起させるところだと思う。
たぶんほとんどの感動は受け手それぞれの内部記憶と関係しているような気がする。
「風立ちぬ」だって元エリート技術者の定年老人が観ていたら感想はまるで変わるはず。
これはとても難しいことだけれど、作品をあまり押しつけちゃいけないのだろう。
受け手をもっと信頼して、受け手がイメージするものを
表現者は助けるくらいのほうがいいこともあるのかもしれない。
もちろん、そうではない押しつけ全開のような映画もまたあっていいとは思うけれど。

☆作者の表現+観客の記憶=感動♪

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