「金持ちの不幸、貧乏人の幸福」

「金持ちの不幸、貧乏人の幸福」(ひろさちや/三笠書房)

→この本はそうではないのだが、
だれかライターさんはこのタイトル通りの本を書いてくれないだろうか?
きっと売れると思うのである。
どういう本かと言うと、金持にインタビューしに行って、いかに不幸か聞いてくるのだ。
これは直感だが、金持になればなるほど厄介事に巻きこまれると思う。
日本人は(人間は)幸福になるよりも、むしろ人から幸福だと見てもらいたがるから、
本当のことを実名でしゃべってくれる富裕層を探すのがまず難しいかもしれないけれど。
未読だがアメリカには実際「成功して不幸になる人びと」という本があるそうだ。
これは確信に近いが、金持になったらなったでいろいろ災厄が降りかかってくるような気がする。
だいいち考えてみよう。金持になるということは選択肢が増えるということ。
いいじゃないかと言われるかもしれないが、選んだ結果が失敗だったらどうだろう。
最初からひとつの選択肢しかないほうが楽な面もあるのである。
金持は結婚相手候補も多そうだから、迷いに迷うのではないか。
金持ならではの人づきあいも面倒くさいだろう。
借金を申し込まれた瞬間に友人を失うことになる。
金持は常に幸福そうに人に見せつけなければならないから気の休まるときがない。
金持は必然としてたくさんあの忌々しい税金を払わなくてはならないのも悲惨だ。
金持だからと嫉妬されて人間不信になるものも少なくないのではないか。
え? え? ああん? おまえは金持になりたくないのかって?
そ、そ、そんなことは、ど、どうでもいいだろう。や、やせ我慢じゃないやい。
「ひろさちや流の生き方」を実践しているだけだい! 文句あっか、コンニャロ!

「つねに皮肉に考える。反対を考える。裏を考える。
そうしていたら、宣伝にまんまと引っかかることはありません。
ひろさちや流生き方の原点もそこにあります」(P61)


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