東大の不幸

東大卒の人って逆に不幸じゃないかと思うんです。
なぜかといったらまだハタチにもならないうちから、
「努力は報われる」という誤った人生観を強く抱くからであります。
青年期の思い込みは一生に禍根を残すことでしょう。
一般論を述べたいわけではありません。だれも興味がないわたしの話をしましょう。
東京大学に入りたくて親に頼んで1年河合塾で浪人させてもらいました。
1年間これまでしたことのないほどの努力をしました。
しかし、ダメでした。どれだけ努力しても限界というものがあるのだと理解しました。
河合塾で福島県の男と交友を持つようになりました。
いまは名前が出てこないのですが、本当にあらゆるところで人間ができたいい男でした。
彼との交際で自分を知りました。あたまの出来というものがあるんですね。
福島の彼は河合塾の講義でノートを取らないことも多々ありました。
なんでも聞いてみると、講義を聞いた瞬間に理解してしまうのだとか。
彼はわたしのことなど友人と思っていなかったのかもしれません。
しかし、わたしにとってはたいせつな友人でした。彼からどれほどのことを学んだか。
優秀なやつというのはいるんです。自分を超える秀才はおります。
福島県の彼はさらっと河合塾人気講師の誤りも指摘してしまうのです。
そして、それはすべて正しいのですから。

もちろん、彼は東京大学に入学しました。わたしは早稲田の一文に拾ってもらいました。
いうまでもなく福島の秀才も早稲田に通っていました。
この東大受験体験から学んだのは、人間の能力には限界があるということです。
いくらがんばっても「できる」やつにはかなわないことが人生にはございます。
しかし、そんな人生にも救いがないわけではないということも学びました。
早稲田の一文は過去問をまったくやっていなかったのです。
受験科目は英語、国語、小論文のみ。
わたしは東大に入りたかったので、数学や理科まで勉強していました。
とくに受験直前期は数学ばかり勉強していました。
にもかかわらず、東大に落ちてなぜか早稲田の一文から拾ってもらえる。
ああ、人生って理不尽なんだな。努力は報われないけれど、いいこともあるんだ。
19歳のわたしはそう強く思いました。
これはけっこうな原体験ですね。努力は報われない。人間に能力差はある。
しかし、がんばっていなくてもたまたまラッキーに恵まれることもなくはない。
わたしなどが早稲田の一文に入れるのは幸運だったのだと入学してからつくづく思いました。
まあ周囲は現役の女ばっかりだったのですが、とにかくみなさん優秀でしたから。
中国語演習のときなど自分はバカなんだなと思い知らされました。
とはいえ、自分同様にあたまの回転ののろい好人物もいました。
マーク式の入試だからあらゆる人がたまたまの強運で入ってこれるわけですね。
わたしはそういう人ととても気が合いました。

COMMENT

まゆみ URL @
06/28 03:58
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06/28 11:12
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