家柄、学歴、顔

久しぶりに朝のワイドショーを見たら、
東大卒の菊川怜氏と長嶋茂雄先生のご長男の長嶋一茂氏がたいそうな出世をしていらした。
おふたかたともまっとうなご意見を述べられる優秀な識者だと思う。
ご両人とも正しいということにまったく異論はない。
しかし、正しい意見ならばだれでも言えるのである。
あなたでもわたしでも(一般的に通用する)正しい考えくらいならだれでも発言可能だ。
問題はなにを言うかではない。そうだ。だれが言うかだ。
なにを言うか、ではなく、だれが言うか。
このとき、家柄や学歴が重要なポイントとなってくる。
整形技術の発達したいま、芸能界では美男美女ばかりだから、
むかしのように顔だけではコメントの正しさを証明できない。
むろん、いまでもけっこうそこそこ通用するのが顔なのだが。
とはいえ、おなじ顔の人がいたら家柄や学歴を重んじるのが大衆、庶民、多数派である。
家柄、学歴、顔に共通するのは我われの目に見えるということではないか。
朝から酒を飲む文豪の山本周五郎先生によると(不勉強ではありますが)、
おそらくいつの時代も虐げられてきた庶民は常に正しいのだから(視聴率=庶民様のご意向)、
ということは目に見えるものしか信じてはいけないのだろう(しつこいが家柄、学歴、顔!)。
菊川怜さんと長嶋一茂さんが対談したらおもしろいような気がする。
わたしも庶民のひとりとしてたいへん興味があるので、
まさかお読みではないでしょうが雑誌編集者さんはぜひぜひご一考くださいませ。

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