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「日本人の良識」

「日本人の良識」(ひろさちや/アスキー新書)

→水月昭道氏が著書でひろ氏のことをおちょくっていたけれども(むかっ)、
やはりおなじみのひろ先生の本を読むと落ち着くな~。
でも、講演会に行きたいとは思わないんだ。
なんか見ちゃうと聞いちゃうと、いろいろショックを受けそうで。
たぶん見ないほうがいいもの、聞かないほうがいいものってあるよね。
ああ、実はわたしも数少ないブログ読者様に
もしかしたらそう思われているのかもしれないけれど。

いきなり話は変わって、ひろさんの大学院指導教授は中村元博士だとか。
ひろ先生は不肖の弟子なのか、それとも出世頭なのか。
わたしは中村元なんかよりもよほどひろさちやのほうが好きね。
そうそう、本書で仏教者のひろ氏がストリンドベリとおなじことを言っていた。
ちなみにブログ「本の山」のカテゴリーでストリンドベリを上位に置いているのは、
だれも知らない人を出したら権威になって、
もしかしたらブログ主はすごい人なのかもと勘違いしてもらうためだから(笑)。
おなじ理由で「ひろさちや」をカテゴリーに入れていない。
だって、バカに見られちゃうじゃん(笑)。
さて、スウェーデンの作家ストリンドベリとおなじことをひろ氏は言う。

「日本の社会は激烈なる競争社会になっており、
したがって地獄の様相を呈している。
誰も彼もが損得計算ばかりをし、
損をしたくない、得をしたい、という気持ちでいる。
でもね、この世の中では、誰かが得をすれば、誰かが損をするでしょう。
全員が得をするなんてことはあり得ない。
そうすると、得をしたいと思うことは、
誰かに損をさせてやりたいと思っていることなんだ」(P163)


要するに、万民の幸福なんてないってことだ。
どんないい政治をしてもかならずだれかが損をする。
どんな悪い政治がなされていても、たまたま得をする人はいる。
だからほんと政治とかに夢中になる庶民がわからない(暇つぶし?)。
政治を語る庶民というのは、かなり自分を棚に上げているわけでしょう。
景気がよくなれば、とか。
どうして自分が得をしたいと言わないで、みんながよくなればなんて顔をするのさ。
みんなが幸福になる日なんて未来永劫来ないんだぜ。
だれかが得をしたらかならずだれかが損をする。
政治方針に善悪なんてなく、ただ自分にとって得か損かという問題に帰結するだけ。
このため、なるべく家族が多いほうが、損得が分散されるからいいのかもしれない。
自分が損をしても家族が得をするなら、まあ許せなくもないからね。

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