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「生きるとは、自分の物語をつくること」

「生きるとは、自分の物語をつくること」(小川洋子・河合隼雄/新潮社)

→物語はどうやってつくるのだろう?
対談で作家の小川洋子さんが河合隼雄に質問する。

「結局「人間はどうして死ぬのか」とか「死んだらどうなるんだろう」
という恐怖が、物語を生み出しているということでしょうか」(P82)


この問いに河合隼雄は「もう絶対にそうですね」と答えている。
つまり、小川洋子さんの発言が正解だと言っているようなものである。
しかし、そうなのかな? いや、河合隼雄が言うんだから、そうなの?
小川さんは金光教の家に生まれている。
宗教というのが、物語と大きく関係しているのはなんとなくわかる。
で、宗教とはなにかといったら、死をどう扱うかに尽きる。
死の説明の仕方で宗教の種類がわかれているようなところがある。
うーん、だから、やはり小川洋子さんの言うとおりなのか。
けれど、物語が出てこないんだよな。どこか宗教に入ろうかな。
小川さんは元から金光教の家に生まれたわけである。
そういう形でないといまどき自分から宗教なんて入れないよな。
だれかから誘われて入るのは落とされたような敗北感が生じる。
もう人生行き詰ったから、新興宗教でも入って自己洗脳しないとダメかな。
でも、そんな都合のいい宗教なんてないよね。
よくさ、成功者の話とかで、都合のいい偶然が起こるけれど、あれ本当なの?
~~会に入ったらいいことがいっぱいありました、とかさ。
また河合隼雄も新興宗教めいたことを言うんだ。

「都合のいい偶然が起こりそうな時に、
そんなこと絶対起こらんと先に否定している人には起こらない。
道に物なんか落ちていないと思ってる人は、前ばっかり見て歩いているから、
いい物がいっぱい落ちとっても拾えないわけでしょ。
ところが、落ちてるかもわからんと思って歩いている人は、
見つけるわけですね」(P53)


そういえばむかしある新興宗教のメンバーと思しき人から
毎日のように「前向きになれ」と指導されたことがあったな。
結局、その人からも見切られて新興宗教にさえ勧誘してもらえなかったけれど。
後ろ向きな思考法であるという自覚はある。
そっか、河合先生! 下を向いて歩けばいいんですね!
そうだよな。1千万くらい道に落ちているかもしれないもんな!
落ちてるかもわからんと思って歩いていたらいいのか!
ようし、明日から下を向いて歩くぞ!

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