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「シナリオ 砂の女」

「シナリオ 砂の女」(安部公房/創林社)絶版

→映画シナリオ。昭和39年度キネマ旬報ベストワン作品。
こんなものが受けた時代があったのかと隔世の感に堪えない。
みんなインテリにあこがれていたのかしらねえ。
難しい顔をして映画「砂の女」の147分(なげえ!)に我慢したら、
知識人の仲間入りができたのかもしれない。
ちょっと現代のプロデューサーの真似をしてみよう(ただし妄想)。
安部ちゃん、シナリオよくないよ~。
なにより暗い! もっと明るくしないとお客さん帰っちゃうよ!
わかりにくい! お客さんは高いお金を払ってくれてるんだからわかりやすくしなきゃ!

そういえば、いまは「インテリ=かっこいい」という図式がすっかり消えたよね。
「インテリ=オタク=きもい」になってしまっている。
考えてみたら、「もてない男」の唯一の救いがお勉強(インテリぶる)ではないか。
インテリに価値があった時代は、付け焼刃の嘘知識で女をだまくらかすことができた。
ところが、いまじゃ結局は顔と性格のよさが肝心とばれてしまった。
けっ、おいらも「砂の女」の時代に生まれたかったぜ!

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