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「ひさしぶりにさようなら」

「ひさしぶりにさようなら」(大道珠貴/講談社文庫)

→読みながら笑いがとまらなかった。大道珠貴(♀)はいいよね。
これはほめ言葉なんだけど、根っからの育ちの悪さがとってもおもしろい。
思想なんか、ぜーんぜんないところがいい。
まじめな人からの「将来お金がなくなったらどうしましょう?」みたいな質問に、
「アハ、盗めばいいじゃん?」と答えそうな登場人物がみんなプリティー。
まじめに恋愛とかしない「怠惰な性分」の人たちにすごく好感を持つ。
ほんとは難しいことなんてなーんにもないんだよね。
ごはん食べたらごろごろだらだら寝て、なにが悪いか、コノヤロッ! だから、コノヤロッ!
あひゃ、怒ったって思った? ウソだぴょーん♪ アッカンベー♪
るんるん、てきとーでOK、ほにょ~という感じがサイコーにすばらしい。
作家は柳美里(大好きです)みたいなあれな人の生態をかわいく描写する。
なぜか柳美里の小説はまじめに難しくなっちゃうんだけど、
大道珠貴にはそういうところがなくて、ふまじめ、ふきんしん、ふけつ。
ま、恋愛も労働も家事も育児も、めんどくさいというひと言に尽きますな、大道さん。
わかります。わたし、大道珠貴がわかります。笑います。大笑いします。

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