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「クヨクヨ気分が晴れる本」

「クヨクヨ気分が晴れる本」(ひろさちや/成美文庫)

→ひろさちやさんは老人だからむかしの知恵を知るのに助かる。
むかしの人は、やたら子どもを産んだでしょう。多産である。
どうしてかが本書に書かれていて、なるほどといたく納得した。
たくさん子どもをつくっておけば、なかには成功するものもいるかもしれない。
年金制度や生命保険システムが不確実だったむかし、庶民は不安定に多産で抵抗した。
それに親と子には相性というものがある。
どの子ともうまくいくわけではない。
だから、やはり多産はいいのである。気の合う子に老後の面倒を見てもらえばいい。
金がなかったら、金だけは成功した子どもにお願いすればいい。
もしこれが正しいのなら、少子高齢化対策は年金などなくしてしまえばいいのである。
そうしたら将来が不安だから、みな子どもをたくさん産むようになる。
子どものいない夫婦など、存在意義がなくなるだろう。
実際、本当に多産はいい。
たくさん産んでおけば、ひとりふたりダメでもうまくいくものも現われるのだから。
そうして家族で助け合っていけば、年金も生命保険もいらないのだ。
だから、人生の失敗者ほど子づくりに励むべきである。
自分の人生ではかなわなかった大成功を子どもがしてくれるかもしれないのだから。
貧困は連鎖するというが、どうだろうか。
それはひとりの子どもしか持たなかった場合ではないか。
たくさん産んでおけば、ひとりくらい成功するものが現われそうな気もするが。
そうしたら一族全員、その子におんぶだっこして、楽しく暮らせばいいのである。
もしわたしが将来万が一にも奇跡的に運よく結婚することができたら、
子ども3人を目標にする。ええい、ここに宣言するぞえ。
(ウソもウソ、大法螺でっす。来世でがんばりまっす♪)

講演会も大人気のひろ先生の仏教法話をひとくさり紹介しておこう。
人を救うとは、いかに当人をうまくだますかである。

「浄土にいいお土産を持っていくためにも、
この世の人生ではいっぱい苦しんで、いっぱい泣いたほうがいい。
なぜなら、この世の中で苦しい思い出こそ美しい思い出になるからですよ。
ここで私は、
「この世の中で苦しい思い出ほど美しい」
という逆説を、あえて強調しておきたいのです。
試しに、みなさんの今までの人生の中で、
強烈に残っている思い出とはどんなものか、振り返ってみてください」(P190)


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