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公募こそ運

多くの人が騙されている嘘に公募コンクールは実力というものがある。
コンクールは公正かつ平等だから、
かならず努力したもの、または実力のあるものが獲得するという信仰のことだ。
こういうデマを信じているのはせいぜいティーンエイジャーであってほしい。
いったい、いつの時代のどこの国に正しい審査があったというのか?
どうしてそれほど自分とおなじ人間を信じているのかと嘲笑いたくなるくらいだ。
いいですか、下読みをしているのはあなたとおなじ人間なんですよ!
あなたはご自分をどのくらい信用していらっしゃいますか?
わたくしはまったく自分を信頼できない。
その日の気分によって作品の感想は大きく変わります。
過去の(たとえば脚本コンクール)大賞受賞作品でも、
もし自分が下読みをしていたら一次で落としていたというのが大量にある。
審査=人の感想なんてそもそもいいかげんなものだ。
審査が四次まで渡る場合には、ことさら嫌われない無難なものが選ばれると思う。
ふたたび、公募コンクールのどこが実力の証明なのでしょうか?
あれこそ運の良し悪しが露骨に出る場というほかありません。
どうか落ちても気落ちしないでください。
そして、「こうしたら受賞できる」と宣伝している詐欺商法に引っかからないで。
「人生は努力しだいだから努力しろ」と我われを騙すことで大儲けしている人たちがいます。
彼(女)らを見ていて思うこと。
努力はするものではなく、他人にさせて自分が利益を得るものではないでしょうか?
「がんばれ」「努力しろ」と言う人はまず疑ってかかるのがいいと思う。

COMMENT

ダダ URL @
08/18 01:00
. 昔、ある公募で入選したことがあります。しかし選評者たちにぼろくそに貶され、主催者からも侮辱的な態度を取られ、その後すっかり書く気が失せてしまいました。もうこれ以上辱められるのが怖くて書けなくなりました。おだてられ、二階にあがったら梯子を外され、見たらみんなが舌を出していたという感じでした。そんなの跳ね返して新たな挑戦をするのがホンモノだとハッパをかけられもしましたが、とてもそういう気にはなれませんでした。今回の稿を読んで、なんとなく、少しホッとさせられたような気もしました。
Yonda? URL @
08/18 12:11
ダダさんへ. 

へえへえ、受賞してもいいことばかりではないのですね。むしろ、嫉妬めいたおかしな悪感情をぶつけられることもあるとは……。だれかひとり自分のそばに支持者がいてくれたら、世間からの賞賛や悪罵に対しても、なおぶれないでいられるのでしょう。もしかしたらそういう存在と出逢うほうがコンクールで入選するよりもはるかに難しいのかもしれません。

さあて、いまから新宿にカンヌなんたら賞の「ツリー・オブ・ライフ」を観にいきまっす。映画だゲージュツだ。急げ。ヨンダッシュだ。たったった(足音)♪
ダダ URL @
08/18 20:35
. >だれかひとり自分のそばに支持者がいてくれたら、世間からの賞賛や悪罵に対しても、なおぶれないでいられるのでしょう
その通りだと思います。そういう人に恵まれるのも運や才能のうちだと思いますね。かの宮元輝先生にしても、そうだったような気がしますね。
Yonda? URL @
08/19 22:09
ダダさんへ. 

ここに成功者の不幸があるのでは? たとえ無名で貧乏でも奥さんから愛されている自称芸術家は大勢いるでしょう。しかし、著名人でも自らが必死で求めるたったひとりの異性を得られないものが大勢いるのですから。まあ、うまくいかないところに人生のおもしろさがあるのだと思います。いまの不遇を嘆かれていらっしゃる、まさにそのあなたの境遇を理想としている人が山ほどいるという矛盾。これは成功者にも失敗者にも当てはまります。








 

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