FC2ブログ

ストリンドベリ復権か?

わたしのストリンドベリが復活してしまうかもしれない。
白水社、書物復権のプロジェクトで5月20日「ストリンドベリ名作集」の復刊が決定した。
ここで商売上手のブロガーならアフィリエイトへリンクを張って、
絶対必読と叫び回ることだろう。
だが、「本の山」はもっと硬派なのである。
4725円は高すぎる。ストリンドベリはえらく読者を選ぶ作家だから、
この高値を払って冒険する価値があるかどうかわからないと助言するにとどめる。
でもまあ、世の中にはお金持がいるんでしょう?
考えたらお芝居なんて5000円以上がざらである。
そのことを考えたら新品「ストリンドベリ名作集」は高くないかもしれない。
以前、買いダブった「ストリンドベリ名作集」を
友人にプレゼントしたことがあって(いまでは)後悔している。
自分の好きなものを人も好きになるとは限らないのだから。
とくに女性蔑視主義者のストリンドベリは好き嫌いが大きくわかれる作家である。
購入に当たっては注意が必要である。
ちなみに、だれかがここで1冊買ってくれたらうちに150円入ります(笑)。
小声でやっぱりお薦めしておきます。
文学研究者、演劇従事者ならストリンドベリくらい読んでおかないと、なーんて♪



しかし、どうして原稿依頼が来ないのだろう。
疑うべくもなく、いま日本でいちばんストリンドベリに詳しいのはわたしである。
狂ったようにストリンドベリを愛している男がここにいるのになぜ無視するのか?
復刊にあたって「ストリンドベリの今日的意味」など、
拙稿を付け足してもよかったのではないか。
とはいえ、肩書はなんになるのだろう?
書評家? ライター? ブロガー? 
いいや、正々堂々、ストリンドベリ研究家でいいではないか!
ううう、もう高飛車になるのはやめよう。お願いします。
白水社さんでも、どこぞの雑誌社でも構いませんから、原稿を依頼してください。
商業誌に署名入り記事が掲載されたらもう一生額に入れて飾りますから。
原稿を編集者から大幅にリライトされても笑顔でぐっとこらえますから。
どうかどうか、わたくしめにどなたか原稿を依頼していただけませんか?

いかん、いかん。ストリンドベリ愛読者ならぬ弱腰を見せてしまった。
もう歳なのかもしれないな。
しかし、ストリンドベリの狂気は年を経るごとに増していったではないか。
そういえば村上春樹がどこかでストリンドベリに言及していたようである。
いいか、だれにもストリンドベリ利権は渡さないぞ。
ストリンドベリはわたしの作家である。

COMMENT

坂本 URL @
05/11 14:08
. 
こんにちは、突然失礼いたします。
坂本と申します。
美術科の学校に通っていて授業の一環で模写をしています。
レポートを書くことになっているんですがなかなか自分の持っている資料ではレポートの作成が難しいのでよろしければいろいろ教えてくださると幸いです。

ご検討よろしくお願いします。
Yonda? URL @
05/11 21:15
坂本さんへ. 

メールを送信しました。
一応うちもアドレスを公開しているんですけどね(^^;)








 

TRACKBACK http://yondance.blog25.fc2.com/tb.php/2655-90a54f03