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シナリオ・センター第18回提出課題。「あらすじ」(800字)。

<人物>
二宮藍子(34)
二宮真司(38)その夫
橋本弘道(32)藍子の兄(年齢は享年)
橋本幸子(33)その妻
榊原祐一(32)真司の元同僚
斉藤竜二(46)真司の上司
清水拓也(48)真司の上司

(注)ここに記した年齢は、水難事故から四年経過した時点でのものである。

荒川土手で引越会社の懇親会。バーベキュー。
酔った二宮真司(34)、橋本弘道(32)、榊原祐一(28)がふざけて河に飛び込む。
集まるパトカー、消防車、救急車。
河岸で上半身裸の二宮と榊原が泣き叫ぶ。橋本の水死体が見つかる。

それから四年後。
二宮藍子(34)は二人の子供と共に退院してくる夫の二宮を待つ。
二宮はアルコール依存症。藍子の期待も空しく二宮は酒を飲み始める。
夫婦の修羅場の最中、二宮が秘密を告白する。
四年前の水難事故の原因は自分にある。
嫌がる後輩の橋本を無理やり河へ誘った。
死んだ橋本は、藍子の実兄である。夫が兄を殺したのか?

自殺を口にする夫の二宮を前に藍子は打開策を提案する。
死んだ兄の元妻、橋本幸子に逢いにいったらどうか。
幸子もまた鬱病で苦しんでいる。詫びる二宮に幸子は告白する。
四年前、幸子は不倫をしていた。
相手は榊原。河へ飛び込んだ三人のうちのひとりである。

榊原は事件後、幸子と別れ、転職している。
橋本はなぜ死ななければならなかったのか。
苦しむ藍子、二宮、幸子が榊原に逢いにいくと、榊原のみ平穏無事に生活している。
榊原は言う。あの事故は上司の斉藤竜二(46)と清水拓也(48)の責任である。
二宮は忘れていたが、河へ飛び込むよう命令したのは斉藤である。
嫌がる酒を三人に飲むよう強制した清水にも罪はある。
二宮は榊原の平安が憎い。幸子との不倫を暴きたて攻撃する。榊原も苦しむ。

藍子の計略で四年ぶりに藍子、二宮、幸子、榊原、斉藤、清水が一堂に会する。
藍子は兄の遺影を胸に抱く。突然のことで動揺する斉藤と清水。
六人はそれぞれ自己と他者を傷つけあう。
藍子は斉藤と清水のどうしようもなかった事情を知る。いったいだれが悪いのか。

半年後、藍子は偶然に幸子と再会する。
幸子が榊原の子を身ごもったことを知る。結婚も決まったという。新しい生命。
榊原と幸子の新居への引越を手伝うのは二宮、斉藤、清水、藍子。
引越後、六人は事件現場に行く。


(補)実体験です。修羅場を目撃しました。
助かったふたりの泣き叫ぶ声が耳から離れません。
酔っぱらって冗談半分で河へ入ったことへの後悔。
生きていることへの安堵。
そのすぐそばで責任のなすりつけあいも起こっていました。
人が死んだのに、酒を飲みながら、部下の責任を指摘する上司。
その上司も、さらなる上司にはペコペコする。
引越会社の実態を目の当たりにしました。
水死体も見た。32歳。同年代です。前の日、彼は翌日に死ぬと思ったか。
なぜ彼は死ななければならなかったのか。
わたしも海外でメチャクチャをやっています。
泥酔して危険地帯を歩き回ったことも。
しかし、わたしは生きている。水死体。生きている。バンザイ! バンザイ!
最近、死体をよく目撃します。決まって河のそばです。
河が流れる。「河の底には」いったいなにがあるのでしょう。

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