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「プロ作家養成塾」

「プロ作家養成塾」(若桜木虔/ベスト新書)

→とても参考になった。論評すべきことはなにもない。
以下は教わったことを自分なりの言葉でまとめたノートのようなもの。

・回想シーンは避ける。現在でないと緊迫感が弱まるため。

・「~~」と言った、とやらない。「」で会話というのはわかっている。
つぶやいた。ささやいた。どなった。ののしった。など「言う」に代わる言葉を用いる。
思いつかないならば表情を描写しながら「と言った」とやるといい。
真っ赤な顔で言った。眉間にしわをよせて言った。おどけて言った。などなど。

・読者は生活に疲れ果てている。気楽に楽しめるものを書かなければならない。

・非日常的な行動から書き始めると読者をうまく物語に誘導できる。
走っている。喧嘩している。盗んでいる。尾行している。などなど。

・エンターテイメントを書くのはサービス業とおなじ。いかにすれば読者は満足するか。
「意外なテーマ」「話が起伏に富み退屈しない」「共感する人物設定」「的確な描写」

・言葉をもって読者に情景をイメージさせるのが小説。
登場人物の容貌、骨格、服装を効果的に提示する。
人間関係、居住関係もなるべく早めに読者へ伝達しなければならない。

・小説の分量と、タイムスパン、登場人物数は相関する。
たとえば原稿用紙50枚なら2日以内、登場人物は3人以内。
500~1000枚もあるならば5年以内、登場人物は10人以内(詳細は123ページ)。

・売れなければ話にならない。手にとってもらえるようにタイトルを工夫する。

・読者は主人公になりかわっていろいろな出来事を疑似体験したいのである。
そのために必要なことは――。
「視点の固定」「共感をよぶ心理描写」「時系列の遵守」「情報の効果的提示」。

・人物と人物を新しく知り合わすと描写に手間取る。はじめから友人という設定にすべき。
同様、人物を新しい環境に投げ込まない。いつものところで動かす。
以上は物語の停滞を防ぐため。物事がぽんぽん起こらないと読者は退屈する。

・5W1H(いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように)を小説の冒頭で、
可能なかぎり速やかに読者のあたまに植えこまなくてはならない。

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