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「唐詩の旅」

「中国古典紀行2 唐詩の旅」(監修:陳舜臣/講談社)絶版

→漢詩って、なんか男らしくねえか?
いまはどこも女が強いだろう。男なんて女からすっかり見くだされている。
女ごときに品定めされ、男はといえば女のご機嫌取りに終始しなければならない。
ここで中国文学だと思ったのだ~よ! それも詩がいい。
漢詩というのはぜったいにメスが入ってこれない聖域ではないかと思う。
でんとあぐらをかき、一升瓶から茶碗に酒をそそぎ、ぐいとひと息でのみほす。
それから、キッとまえをにらみつけながら、おもむろに漢詩文を野太い声で朗誦する。

くうう、男の世界だぜ!

比べて西洋文学というのはいけねえ。あれは女子供のためのもの。
お洒落なバーかなんかでランボーの詩を口ずさむひ弱な男なんざ、殴らなければいかん。
女に媚びるのもいいかげんにしろと怒鳴りつけたい。
男なら東洋文学だろうが、おまいら!
シャネルだのグッチだのポストモダンだのジェンダーだの、
カタカナのなんとしまりのないことか。
仁愛、忠義、忍耐、薔薇、南無阿弥陀仏。漢字のどれだけ重々しいことか。
日本語には浮ついたカタカナと重量感あふれる漢字がある。
いまはかなしいがカタカナ(=女)の時代である。
なんとかして少しでも漢字(=男)を復権させなければならない。
いまわたしが漢詩にこだわっているゆえんである。そこんとこ夜露死苦たのむな!

朗誦用の漢詩を引用しておく。
これを憶えたら、なにおれだって、おい、なかなかのもんだぜ。
惚れるなよ、女郎(めろう)ども!

「幽州台に登る歌」

前に古人を見ず
後に来者(らいしゃ)を見ず
天地の悠々たるを念(おも)い
独り愴然として涕(なみだ)下(なが)る


(おれのまえに道はねえ 
ふりかえるがだれもいねえ
どでかいじゃないか天よ地よ 
これは涙ではない汗だ  訳Yonda?)

「客中の作」李白

蘭陵(らんりょう)の美酒 鬱金香(うっこんこう)
玉碗に盛り来たる琥珀(こはく)の光
但だ主人をして能(よ)く客を酔わしむれば
知らず何(いず)れの処か是れ他郷


(地酒はうめえぜこの香り
おっとっとこぼれちまうよ酒が光が
注がれればいくらだってのむよ
今日からここがおれのふるさとだ  訳Yonda?)

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