大食い

テレビの大食い番組が好きだ。
しろうとが高級料理をちっともおいしそうな顔をせずに
口に押し込んでいるのを見るとなんともこころ安らぐ。
食べ物がもったいないとか、そういう批判はやめましょうよ。
それを言うなら、この国の飲食業界は毎日どれだけ食べられるものを廃棄しているか。

大食い番組はおかしい。
なぜ? どうしてそんなに食べるの? おかしい。おかしいよ~。
本来、人間が生きていくため1日に摂取すべき栄養分は決まっている。
フードファイターは、そんな常識を突き破る。
まあ、言ってしまえば、摂食障害なのである。
だが、かの食の戦士たちには摂食障害にまつわる暗さがみじんも感じられない。
そこがいいのである。大食い。もりもり食べる。
見ているほうまでおおらかな気持になる。
へんなことを書くが、あの裏側はどうなっているのだろう。
トイレの心配である。

ブログ「本の山」もめざすは大食い番組である。
書物も食料と同様、たくさん読めばいいというものではない。
どんな健康にいいものでも食べすぎれば身体に悪影響を及ぼす。
おなじようにどんな名著でも読みすぎは精神の健康によくない。
そうと知りながらもフードファイターが大食いをやめないように、
わたしも多読など無益と自覚しながら可能なかぎり本を読みあさりたいのである。
あの大食い戦士たちのように明るさを失わずにいるのが目標だ。
外見は少しも大食いに見えないのも見習いたいところ。

繰り返すが、めざすは書のフードファイター。
気取ったグルメ評論家ではない。
着飾ったうんちくは最小限にとどめる。
ひたすら食べる。なんでも食べる。明るく食べる。
上品をきらい、あえて下品たるをよしとしたい。
みなさまには「よく読むな~」と
大食い番組を見るように楽しんでいただけたらさいわいである。

余談だが、ギャル曽根は嫌いではない(ご存じですか?)。
むしろ好きである。というか、わたしがテレビをつけるといつも見かける。
ものすごい確率で登場する。かといって、前世からの因縁はないと思う。
いま売れに売れているのでしょう。

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