上野クリニック提供の
「おんな酒場放浪記」の倉本康子さんとか若作りをしているが、
まあ、実際はおれさまの妹レベルと思っていた。
ワープロ屋に行って、ワープロの画面をタッチとか、
演出なのかもしれないがヤングぶりやがって、このアマが!

調べてみたらクラヤスっておれより2歳上のおねえさんじゃん。
ひざまくら、ひざまくらを、お、お、お願いします。
ハーモニカの子とか、囲碁の子とか、いくつなんだろう?
おれ、そういうの好きなのよ。林葉直子的な。
なにその記憶力? と他人から驚かれることも、
どうしてこんなに記憶力がないのかと自分で自分を苛むこともある。
基本、覚える必要のあることは覚えられない。
自力で覚えようとしたら、あたまが言うことを聞かない。
そのくせ覚えなくていいことは、自分でもぞっとするくらい覚えている。
うちの最高記事「シナリオ・センター退学処分」とか、
あの記憶力は神仏レベル。
山田太一さんの講演会レポートとか、
最初のころはメモも取っていないのに、あのレベルで再現できたのよ。
記憶力はあったらいいというものではなく、
忘れたいことを忘れられないこともある。精神科領域の話。
いま記憶力を試してみたら、
おととし短期でバイトした時計屋の子持ち若妻三人の名前を
ふつうに覚えている。エピソードも。
サラリーマン経験がないとオフィスを(フィクションで)書けないが、
あの時計屋のおかげで事務っぽい感じはつかんだ。
先日近所だからあそこの主任と課長に会っちゃって、
急いで隠れようとしたら、
あっちは両者ともわたしのことを覚えていなかった模様。
それが正常。
建前ではやれないが本音では、知的障がい者検定をやるべきではないか?
わたしは検定に受かる自信があるし、で、お国から補償(お金)をほしい。
20歳の脳と、彼の30歳、男の40歳の脳は違うわけ。

法華経を覚えるのにどのくらいかかると思う?
学会員も読んでいる方便品第二(諸法実相)と自我偈(久遠実成)。
ひまでひまでさあ、することもないから、法華経を覚えてみようかって。
「覚えてください」とだれかから言われていたら、がん無視。絶対やらない。
覚えたいまでも「すごいね」「よくやった」とか言われたら、即、忘れる。

おととしの11月1日に千葉の学会員に信濃町に招待してもらった。
そのとき驚いたのは、みんなの勤行。
よれよれのばあさんとか、平気で法華経を暗譜してソラで読める。

3週間よ3週間。
おれが全力を出して覚えようとしても、法華経は3週間入らない。
逆を言えば、3週間で入った。
たぶん役者なら1日で入るのでは?
暗記は絶対的な正解があるわけ。違ったら間違いはわたしわたしわたし。

けっこうなショックで昨日あれだけ覚えたのに翌日には忘れているというね。
で、覚えなおしても、また翌日には忘れている。
自分は知的障がい者ではないかと「本当のこと」に気づきそうになった。
本気、全力、フルパワーよ。
意味で覚えようとも、音で覚えようとも、イメージで覚えようともした。
それでも入らない。

なんで自分、こんなことをしているんだろう? のハテナ世界。
我輩さまの記憶力のピークは14~17歳で、
あのころはあらゆるものを見た瞬間に覚えることができた。
嘘だろうって言うくらい。
一字一句正確に。
それが43歳になったらこのていたらくかよ、おれおれおれ。

法華経が入ったのは10月30日。
あきらめきっていたら、意味とか無問題で、すらすら唱えられた。
ドラクエでレベルが上がって呪文を唱えられるようになったって感じ。
結果結句、いま両刀使いだから。
朝は南無妙法蓮華経で夜は南無阿弥陀仏を唱える。
現世今生のことは南無妙法蓮華経、
来世死後のことは南無阿弥陀仏にお任せよ♪ どっちも使える♪
綿矢りさと金原ひとみといえば、おれたちの世代の文壇アイドル。
その綿矢くんと金原さんが「アエラ」で若者への説教対談。
それも数年前。見つけたのはいま。
どっちも一流と結婚して一流の子育てを誇っていた。
まあ小谷野葵よりは千倍の常勝女性文芸能人。
いまの若い子にとったら綿矢くんや金原さんが夢なわけでしょう?
編集者の目標地点もそこ。わかりやすい時代になったもんだ。
だから、慶応は医学部、早稲田は文学部。
11月2日に早慶戦があるが、去年20年ぶりくらいに観て今年も視聴予定。
テレビで、ジェイコムで。
慶応のお医者さんに言った。
「ええ、慶応(医学部)で英語も話せるんですか!」
おれのまえの患者がパツキンの若いねーちゃんで、英語。
ひとりで50分も診療時間を取る。声が大きいから丸聞こえ。
なにより驚いたのはパツキンではなく若い慶応医者。
医学部に入る難しさは最近改めて知り、
それも慶応、それもそのうえ英語対応可能ってこの医者は神?
だれにも読まれていないブログだから書くと、
あの人の能力からしたら、
あんなところで臨床をしているのはボランティア。
その人に、待たされたからなあ、と思い、
平気で「目薬をください」とか言っちゃうおれも脱日本レベル。
1本では足らないんじゃないですか?
慶応のお答えは「やぶさかではない」。
カウンセラーの真似をして「やぶさかではない?」と聞き返したら、
出せますよという意味。2本。
結果、市販の目薬なんかより医者処方の目薬はめっちゃ効く。
明日の早慶戦は慶応を応援するつもり。ユニコーン。
おれさ、いままで40年以上生きてきてナースに意地悪されたことがない。
なぜか(みんなもそうかもしれませんが)ナースに親切にされる。
医者よりもナースのほうが患者のリアルをわかっているわけよ。
処方薬なんか新米医師よりもよほどナースのほうが詳しい。
建前ではない本音の話。
建前はそうだけれども、現実はって話があるじゃないですか?
現実は注射が痛いナースはどんなに経験を積んでもダメで、
うまいやつはうまい。
触られたのも気づかないほどの空気感覚で注射をできるナースもいる。
接客業のプロフェッショナルはスッチーではなくナース。痛くしないで。
イメージの話。
おれんなかじゃ、
村上龍は春日武彦よりも10歳、20歳上の老人だったわけ。
驚き。ふたり、同学年じゃん。
九州男児の龍は、いまの金原ひとみで、やたらデビューが早かった。
村上龍って、いまの10代の希望じゃね。
いまから20年以上まえから「この国には希望がない」と言っていて、
いいかげんやめたかと思っていたら2015年にも、希望の話。
いま龍って脳梗塞かなんかで、クソ垂れ流しでへたばっているんでしょう?
若いときにさんざんいい思いをしたでしょうから、きついでしょうなあ。
われらが作家、われわれの精神科医、春日武彦さんは長持ち。
デパスみたいな安定感がある。
医者の業界は興味があってよく関連本を読むが、
むかしの話でも産婦人科で6年やって精神科に移るのはアドベンチャー。
あのふたり、同学年だったのか。
2000年までは村上龍が大好きで、
しかし母が眼前投身自殺をしてから一文も読んでいない。
文章能力は春日武彦のほうが百倍以上「うえ」よ。
「おとな」にならないと受賞歴ゼロの春日先生の屈折した魅力はわからない。
医者おもしれえ。なかんずく精神科。