スーパで値札と実際の売値が違うということがある。
そういうときは、自分が間違っていたら、
なじみのスーパーの並べるレジをひとつ失うわけだから、
恐るおそる「これ違うんじゃないですか?」と疑問形で聞く。
そうすると相手のプライドも傷つかないし、
そのよしあしはともかく波風も立たない。
暴力老人のように怒鳴り声でレジをたたきながら順番を無視して、
「おい、これは金額が違う。こんな計算もできないのか?」
とやるとレジの人も1日いやな思いだし、周囲もいやな気持になる。
相手の間違えを疑問形ではなくストレートに指摘して、
こんなことも知らないのか、と怒鳴り、
おれのほうが上だと勝ち誇ると本人はいい気分だが、
されたほうはその人とあまり関わり合いたいとは思わないだろう。
委縮してミスも増えよう。尊敬したいなんてさらさら思わないはずである。
逆に相手の間違えを探して溜飲を下げようという気分にもなろう。
ふたりは最悪の関係になる。
こんなことは世間の常識だと思っていたが、そうでもないのか?
怒鳴りつけ叱りつけたほうが相手に忠誠心を抱かせられるものなのか?