「食う寝る遊ぶ」なんていうフレーズを知っているのはオジンやオバン。
なんの実績もないおっさんが思うのは、遊ぶも働くも学ぶもおなじではないか?
おれにかぎってかもしれないが、
働いている最中に強烈な遊び心が舞い降りることがある。
これ楽しいよ。ずっとしていたいって感じ。
学ぶのは、働いているのか遊んでいるのかわからない。
いま25年まえに文春文庫から出された名作短編のアンソロジー全集を読んでいるが、
これはなにをも勝る遊びであり人生勉強であり、
もしかしたらこの言葉・物語の蓄積は、
今後金銭価値が発生する仕事になるかもしれない。
小説の書き方なんて学校で教わるものではなく、いいものを読むしかないのだから。
遊んでいる最中に仕事を感じることがあれば、労働中にちょー楽しいと思うこともある。
遊ぶという面がない学習は意味がないとどこかで思っている。
いま遊んでいる、働いている、学んでいる。この三行は一であろうと我輩は思うのである。
みなさんもそうでしょうが、お金の話は大好きである。
当方の感覚ではお金は「ほしいもの」ではなく「必要なもの」「便利なもの」。
今年のはじめ久しぶりに確定申告を大行列のすえお役人さんの手を借り行なった。
結果はどうなったか? 住民税が去年の1/10以下になった。
ということは、去年住民税を払いすぎたのか、くっそお。
いまからでも確定申告可能なのは知っているがペーパーを消失している。
それにしても去年、こんなに稼いだのかって思う。
年末に勤務したところで予想以上に稼がせてもらったせいかもしれない。
今年の年末もまた近所のあそこに350円の弁当目当てに行きたいのだが、
もう70近いのにお元気な部長さんはわたしを採用してくれるかしら?
勤務終了日にコージーコーナーの菓子を大量にばらまき、
部長さんにその旨をたずねたら「さあ?」だった記憶がある。
面接に行くとしたら今度はジーンズではなく、
8000円のユニクロぺらぺらスーツで行く。
あの弁当また食いたいなあ、ってそれが働く目的かよ。

記憶をたどると還付金の知らせが板橋区からわずかながらあり、
合算すると住民税はゼロか(というかプラス)。
確定申告をやらないばかりに大損している下層民とかけっこういるのかもしれない。
ものすごくめんどうくさいけれども不安定な非正規労働者は税務署へ行こう。
意外と税務署の人は低所得者にはやさしいぞ。スーツで行くなよ(笑)。
むかしはサラリーマンと言われたのが、いまの正社員。
正社員は強制的に税金を給料からしょっ引かれるから辛くはありませんか?
ふらふらしているほうが税法上、有利なことがないとも言い切れない。
そもそもの累進課税制度が、人のやる気を根こそぎ奪う。
稼げば稼ぐほど税金を多く取られるなら、
だれがリスクを引き受けてまで大金をねらうチャレンジャーになるか?
年収1千万だって手取りは7百万ちょいで税金でごっそり持って行かれるわけだ。
だから、高額の生命保険に入ったりするのだろうが、
保険に入れば入るほど人生はつまらなくなるような気がする。
扶養家族を増やせという少子高齢化対策に
本当になっているかは疑問と言わざるをえない。
今年はたくさん稼いだから来年は遊びまくろうなんて思っても、
住民税がそれを許さない。
思う。わたしは思う。高額納税者は偉い。その愚かしさゆえに偉さが際立つ。

山田太一さんもけっこうあるでしょうに(財産が)、
橋田寿賀子先生のように財団法人をつくらないのかしら。
相続税で持って行かれるよりはよほど世のため人のためになる。
河合隼雄のように自分の賞――山田太一賞を創設したらいいのになあ。
いま山田太一さんの側近中の側近と言われている女性は当方よりも年下。
あの人に気に入られるためにはやはりトークショーに行ったほうがいいのかしら。
ここだけの裏話がまったくない、
尊敬するお師匠さまの礼賛話をがまんしてうかがうのも社交のひとつだ。
だれか誘ってくださいましたら上野まで行きますでございますよ。