医療費控除ってそのぶんを所得から消せるのかなあ?
意味もわからないし書き方もわからないから明日板橋税務署に電話するけれど。
経験から板橋区の役所の人は親切な人が多く、丁寧に教えてくれることだろう。
はああ、税金のことは本当によくわからない。

さてさて、お医者さんにはかなりお世話になっている。
勤務医なんてたいへんな激務で、本来は(欧米なら)あんな待遇じゃやれないんでしょう?
そんなお医者さまに不満を述べるなどとんでもないことだとはわかっている。
でも、お医者さまはやさしいから(整形外科以外)お願いくらいしてもいいかと。

全体を診てくれる医師がいない。
数年まえの顔面神経麻痺では、脳神経外科、眼科、耳鼻科、リハビリ科を受診。
それぞれの科で言うことが異なり、医学って学問じゃないんだなあと。
状態が悪いんだから、ひとりに診てほしいが西洋医学ではそれができない。
このため、わたしは最強の医師は臨床経験豊富な内科医でかつ漢方医だと思う。
漢方は基本的に人間を全体として診るでしょう?
そのうえ西洋医学の内科の知識もあったら、そちらの診断や処方もできる。

今回の橈骨神経麻痺でも近所の循環器科医師からは整形外科へ行けと。
個人的な好き嫌いだが、整形外科医は苦手である。
やたらレントゲンを撮り(高い!)、根性論が好きで痛み止めを出し惜しみ、
素振り百回、リハビリ千回のような鬼コーチ的な人が経験上多い気がする。
整形外科医って必要なの? とまで書いたら失礼なのはわかっている。

橈骨神経麻痺にかかる確率ってどのくらいなんだろう?
わたしはまずいちばん信頼している漢方医(神経内科)に診てもらった。
橈骨神経麻痺は整形外科領域でも神経内科領域でもある。
そのときは必死だったが、いま思い返してクスッと思うのは、
自分は橈骨神経麻痺なんてほとんど診たことないよ、と漢方医があせったこと。

わたしは「レントゲンいりません。高いから。どうせメチコバールでしょう」。
生意気な患者だよなあ。
漢方医はとっさにおなじ病院の神経内科に紹介してくださった。
もう午後の診療は終わっていて、緊急処置だったらしく本当に感謝している。
もう患者さんのいない神経内科ではわざわざお医者さんが来てくださり、
専門医らしい触診をしてくれて「時間が経てば治る」と言われてとても安心した。
処方薬は結局メチコバールだったわけだが。

無理を言っているのはわかるが全体を診てくれる医者はいないものか。
いまは内科医で漢方医がいちばんそれに近いと思っている。
いきなり話を飛ばすが、学問領域でも全体を見ることからは日に日に離れている。
歴史学なんかまったくそうで、専門化が激しく、全体は口にできないわけでしょう。
哲学もそうだし文学も専門にわかれている。
そのようななかで、文系も理系もいっしょくたにして全体を見る、
いわば人生学のようなものを立ち上げようとしたのが
心理療法家の河合隼雄だったと思う。
比較文学の小谷野敦さんも全体を見ようとしているが、河合隼雄はお嫌いなようだ。
ゴッホの「星月夜」をくれると言われてもいらないと答えるくらいほしいものがない。
しかし、いまほしいものができてそれは片腕である。
橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)がまったくよくなっていないのだ。
リハビリなんて死んでもやらないね、とうそぶいていたが、あっさり転向。
ネットの見よう見まねでリハビリをしているくらい左手が動かない。
貧困女子専門ライターのS氏が41歳(いまのわたし!)で脳梗塞になり
半身麻痺になったそうだが、さぞかしお辛いことだろう。
当方は半身麻痺ではなく左手だけの麻痺だが、これだけでも十分にしんどい。
なにごとにも時間がかかり(着替え、シャワー、食器洗い、洗濯)、そのぶん疲れる。
いちばんきついのは買い物のレジで財布をポケットから出し支払うのが遅いこと。
左手で左のポケットから財布を出せないから右手で出すのだが、その異常な面倒くささ。
あわてると股間をいじくっているようにも見えそうで、
こいつは公衆の面前でなにをしているんだ? と思われかねない。
人の辛さというのは、自分も経験してみないとわからないのだろう。
父はたしか右のほうの半身麻痺だったが、
前向きに生きる希望を失っていないのだから強い。
息子なんて左手が動かないだけで、なにかギブアップしそうな感さえある。
父を見直しました。

これは逆流性食道炎のせいなのか、弱みを見せるようでいやだが体調が悪い。
今日なんか立っているだけでフラフラしてしまい、昼は寝込んでいた。
やたら足がつるけれども、これはなんの兆候なのだろう。
専門の神経内科医が橈骨神経麻痺と診断したんだから脳関係のあれではなかろう。
なんかミャンマーで死んでしまうのではないかという予感もあり、
いつもは楽天カードについている海外旅行保険だけなのだが、
今回はエアアジア保険(損保ジャパン)にも入っておいた。
よくわからんがエアアジア(LCC)はネットでチェックインするらしく、
そのときに保険の案内が出てきて思わずクレカ決済(死んだら1千万よ♪)。
そのときJCB(楽天カード)が使えなくて、だいぶ手間取った。
わたしは長年クレカを持てなかったが、楽天さんはこころよく仲間に加えてくれた。
ほかにも楽天にはいろいろお世話になっており、
どこにあるのかは知らないが足を向けて眠れないといまでも思っている。
クレカがないとネットで買い物ができないでしょう。
正確にはデビットカードが使えて、わたしもお世話になっていたが、
いちいち入金するのが不便である。
ネットとクレカがあるとないとでは、片腕があるかないかくらいの差が出るのではないか。

いま紫綬褒章作家の宮本輝氏の新刊文庫
「田園なんたら」を病床(怪我床?)で読んでいる。
おおっと、宮本輝さんが成長していた。
むかしはメールも送れない登場人物しか書けなかったが、
いまは添付ファイルまで作品に出している。
わたしは添付ファイルは来たのを開けるくらいはできるけれど、
PDF化はできないから、へたをすると老作家に先を越されたのだろうか?
2009年設定の宮本輝の小説にスマホはまだ登場していない。
当方はもう完全にスマホは使いこなせないとあきらめている(だからガラホ)。
宮本輝にスマホを使われたら当方のパーフェクトな無条件降伏、大敗北であろう。
ラインとかツイッターとかインスタグラムとかもさっぱりわからない。
このまえNHKの集金人にアプリを見せろと詰問されたがアプリの意味もわからない。
そういうのを手取り足取り教えてくれる片腕のような存在がほしい。
片腕はどこにも売っていない。